初冬に、たけさんが例年になくたくさんのそら豆を植えているのを見ました。
立派に育ち、冬を越し、四月には花を咲かせました。
「わっ、期待できそう」
人の畑なのに、大きな期待を持ちました。
五月には莢が勢いよく空を指し、だんだん太ってきました。
そしていただきました。見事なそら豆。
一度でいいから、そら豆をたらふく食べてみたいと思っていました。
むいてみると、小さい豆がぜんぜんありません。粒ぞろいです。さすがたけさんです。
茹でて塩を振り、そら豆三昧。
しかし、私は全部たいらげる前に、お腹いっぱいで食べられなくなってしまいました。そら豆長者生活も、思ったほどバラ色ではありませんでした。
それに比べると、夫は食が進みます。
皮だけ別に取りおいて、そこにたらことマヨネーズを加えて食べています。
「おいしいから食べてごらん」
もう、一口も入りません。
堪能した、晩春の味でした。
2 件のコメント:
こりゃ、立派だ。
オレは実が入ってパンパンになったヤツよりも、やや実入りの少ない柔らかなやつを喰うのが好きなんです。胸がやけませんから。(笑)
Shigeさん
最初、薄皮も一緒に食べていました。そのうち、中だけになって、それでもギブアップしました。
こう見えて、もぎたてだから、柔らかいんです。食べているうちに、「そら豆って、もっと歯ごたえがなかったか?」なんて、柔らかいのまで気になって...。
でも、またもらったら、今度は少しずつにして、懲りずに美味しくいただくつもりです(笑)。
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