2010年3月4日木曜日

菜の花



植木屋さんにいただいた紅梅のつぼみが開きはじめました。「大きくなりすぎて、もう売り物にはならないから」と、梅、あんず、すももなど10本ほどいただきましたが、どれも大きくなって、少しずつ、実をつけはじめました。この紅梅も、昨年は10粒ほどの実をつけました。





我が家の入り口の坂道を下ると、そこは梅林です。




梅林に入ると、あたり一面、甘い香りがただよっています。




そして、足元には、雑草化した菜の花が、一面に生えています。
いつも梅林を手入れしていたSさんが入院し、剪定はシルバーのおじいちゃんたちが来るようになりました。熟れた梅の実は、S家ゆかりの人が集めに来ていましたが、それも来なくなって、早、数年経ちました。
もちろん、梅の実を勝手にいただいたりはしませんが、菜の花は雑草だからいいだろうと、毎年摘ませていただいています。



早春のしばらくのあいだ、菜の花が我が家の食卓にのぼります。

2010年3月2日火曜日

カラマツ



左はカラマツの実です。小さいころから見慣れているからか、アカマツの実はありきたりに見えますが、カラマツの実は、ちょっとおしゃれに見えます。

問題は右、ヒノキの実のような形ですが、ヒノキの実よりずっと大きい。ヒノキの実の倍くらいの直径があるものです。調べてみればいいのですが、努力が足りません。そのままで、愛でています。

2010年2月28日日曜日

クロヨナ



以前、なんの実だかわからないけど、クロヨナ?と書いた実は、クラビの友人の家の近くにもたくさん落ちていました。しかし、ずいぶん前に落ちたのか、そろそろ、土として地球に還ろうとしているところでした。

中の一つを割ってみました。漂流して日本にもたどり着くような豆ですから、莢はとても堅かったのですが、中には一つだけ、茶色い種が入っていました。それで決まりです。クロヨナ(Pongamia pinnata)は、1種子なのです。
クロヨナの樹液や種は民間薬として使われ、樹皮からはタンニンや繊維が取れるそうです。家畜の飼料としてもいいそうですが、タイではもう家畜はずいぶん減りました。


2010年2月26日金曜日



毎年、スイカズラの花が咲いて、あたりにいい香りがただようと、「あっ、スイカズラの季節だ」と、思いますが、花が終わると、忘れてしまいます。そして、千人草が咲くと、「千人草はきれいだなあ」と、愛でますが、花が終わると、すぐ忘れてしまいます。
蔓になって他の木に登っていく植物、昔はアケビやフジは大好きだったのに、今でも好きかもしれないのに、山仕事をする身になった今は、「敵」に近い存在です。もう、クズはそこいらの山を汚している最先鋒ですし。

そして、この実、いったいなになのか、正体不明のままですが、毎年、けなげな実をつけます。「あっ、今年もなっている」と摘んできて、あちこちにおいているうちに、ぶつかったりして、実がすっかり落ちてしまいます。




今年も摘んできました。それにしても、かわいいい。




莢はまるで舟のよう、そして実は、必ず、別々の舟べりにくっついています。

2010年2月24日水曜日

赤い実



タイ南部、クラビの空港から友人の家への道、海岸沿いに走っているとき、この実をつけた木を見つけました。背の高い、まっすぐな木に、真っ赤な実がなっていました。
「ちょっと、車を停めて」。私が、根元に落ちていたこの実を拾ってきたら、友人が言いました。「なんだ、この木なら、我が家にもあるよ」と。

こんな特徴的な実なら、すぐに正体がわかるだろうと、タイ人に名前をたずねることもせず、帰ってきたのが間違いでした。どこをひっくり返しても、なにだかわかりません。
以前にも同じものを拾ってるのですが、タイ南部で拾ったものか、その他の地域で拾ったものかも覚えていません。

特徴的なだけに、なにものだか知りたい気がします。木に詳しいインドの友人に聞いてみることにしました。メールで写真を送って名前をたずねると、すぐに返事が来ました。「たぶん、Dipterocarpaceaeだけど、ちょっと詳しいことは待って」。
えっ、私は翼のないフタバガキ科の実を知りませんでした。
Afzelia xylocarpaに近いのではないかと思っていたのだけれど、違うみたいで」、私は聞いてみました。「Afzelia xylocarpaではない。今、旅先だから、家に帰るまで待って」

なんてメール時代は便利なのでしょう。私がほくほくしながら待っていると、数日後、「家に帰ったけれど、とにかく疲れちゃって。もう少し待って」、というメールを最後に、全然、音沙汰がなくなってしまいました。
最初は、彼も若くはないのに、忙しそうだし、病気にでもなっちゃったのかしら、などと心配しましたが、今ではもう、返事を期待していません。彼の、宿題嫌いの性格を思い出したのです。

「○○には行ってるの?」、「いや、あそこはレポートを出さないから、もう行かない」。
「△△は?」、「あそこはassignmentがあるからだめ。ぼくはレポートを書きたくないから」。
人がレポートを出さないのは受け入れられないのに、自分はレポートを出したくないって、矛盾していません?いえいえ、人間は、矛盾した存在なのです。

というわけで、この実の名前は当分わかりそうにありません。
実が熟すと、毒々しいほど赤くなります。




しかし、それはいっときで、乾燥すると赤い色はすっかり退色してしまいます。1ヶ月以上経った今では、こんな色になっています。種は、シルバー色で、ビロードのような、すてきな肌触りです。

2010年2月23日火曜日

ひょうきんな豆



後生大事に莢を取っておくと、勝手にはじけてしまうものもあります。これって何? 全然覚えがありません。マメ科の豆だってことだけはわかるのだけれど。




それにしてもこの豆、よく見るとひょうきんな顔をしています。ちょっとあっかんべーをしたような。

2010年2月21日日曜日

また、滝の石 



我が家の裏山を少し登ると、滝があります。500メートルほどの低い山なのに、一年中水が枯れることがなく、豊かとまで言えませんが、途絶えない水量があります。
井戸の水も、田んぼの水も、全部山の水のおかげですから、本当にありがたいことです。

冬のあいだは、滝まで散歩しても、あまり水の中に手を入れて、をさがしてみる気はしませんが、それでも水量がとても少ない今ごろ、暖かい日は、水に打たれて丸くなった石を、ちょっとさがしてみたりします。

左上の、層が模様になった石、一番気に入っています。右上の、小石の詰まった石もおもしろい。
ちょっと大雨が降ると、小石は容赦なく流されてしまいますし、流されずに残った石も、私に拾い尽くされた感もありますが、まだまだ楽しんでいます。