2010年12月20日月曜日

夏みかんジャム





逗子の長島さんの家の夏みかんは、隣の家にまで、枝を伸ばしていました。
その枝を切ったので、早めに収穫したという夏みかんを、いただいてきました。




12個、約3キロありました。二つに切って、種を取りました。




その種は煮て、




ペクチンを取り出します。
煮汁は、プリンプリンになります。




種を取った夏みかんは、六つに割り、小口から薄切りにします。




ひたひたより少なめに水を入れ、種を煮出したペクチンも加えて煮ます。




柔らかく煮えたら、何度かに分けてお砂糖を加えます。
砂糖は味を見ながら加えましたが、酸っぱいので、夏みかんの重さの70%、2.1キロのお砂糖を加えました。




私の、ジャムビンの消毒の仕方は、簡単です。
熱抜きのために金属のスプーンを入れたビンに、熱湯を入れます。蓋もまとめて熱湯消毒します。




熱湯を入れてしばらくしたら水を切り、ふかないでそのまま使います。




熱いうちにジャムをビンに入れ、しっかり蓋を閉めます。
大きいビンで7本、小さいビンで8本、約半年分のジャムができました。




2 件のコメント:

Shige さんのコメント...

種子を煮るのですか・・・それでペクテンを取り出すとは!
知りませんでした。勉強になりました。

さんのコメント...

SHigeさん
これは、書き忘れましたが、長島夫人のレシピです。
もともと、ウェールズの伝統的な方法では、種はガーゼに包んで、皮などと一緒に煮て、後で取り出して捨てるのですが、それを簡素化しています。
中袋(やはりペクチンの元)も取り除かないで、残しているし。中袋は食べて全然気になりません。
いろいろな方法がありますね。