2012年2月20日月曜日

日本育ちのバンクシア


mmerianさんから届いたソテツの中に、バンクシア(Banksia integrifolia)の実が入っていました。
宮崎県の植物園で拾われたものだそうです。
「へぇ、日本でもバンクシアの実が生るんだ!」
びっくりしました。

19世紀から、乾燥地や荒れ地でもよく生育する、アカシア、ユーカリ、カリステモンなどの豪州の木たちは、世界中に散らばって行きました。
国土の森林率が5 %にも満たないエチオピアでは、生育の早いユーカリが在来の木を抑えて、もっとも一般的な木となっています。

バンクシアも、日本にまでやってきているのですね。


16世紀から、アメリカ大陸の野菜が世界に広がって、今ではそれなしではやっていけないようになっているように、そのうち世界中、豪州の木だらけになるのでしょうか。



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