2013年2月10日日曜日

ソネ


I.Sさんから、
「薪が要ります?」
という電話がありました。
樵のKさんが杉林を切ったのだけれど、その中にケヤキとソネがあり、ソネは炭にもする、とても堅い木だそうです。
さっそくI.Sさんの家にうかがい、初めて樵のKさんにお会いしました。
とても広い範囲で木を切っていらっしゃるので、根っからの樵さんかと思ったら、なんだ、もとは都会者と聞いて、びっくりしました。
木を切って欲しいのは、もちろん旧家ばかりです。荒仕事に慣れている人たちが自分では切れないような木ばかりですから、あらためてKさんの技術に感心してしまいました。

今回は、地元八郷で、切り倒して腐らせるつもりなので、短くは切っていないということ、細い枝だけいただいてくることにしました。


はぁ、ずいぶん切り倒した杉の枝が重なり合っていて、足の踏み場もありませんでしたが、やっとソネを見つけました。


幹は両手で抱えられないくらい太く、立派な木だったことがうかがえます。
でも、ちょっと太い枝さえも重くて持てない、細い枝だけいただきました。


太めの枝には、あちこちにこんなこけ(?)が生えていました。

4 件のコメント:

Shige さんのコメント...

ソネ????

どんな木なんですか?
和名じゃないですね。地方名でしょうか?

さんのコメント...

Shigeさん
シデの木のことのようです。ソネという言葉でも見つかりますが(http://zuiunzi.net/igu/bsrisuto14/66.html)、このあたりの方言かもしれません。
とっても木肌が美しい木でした。直径が40センチくらいあり、1.5メートルほどに切ってあったので持てませんでしたが、木工をやっている友人に欲しいかどうか聞いてみます。チェーンソーさえ持って行けば切れますから。
立っているうちに見たかった木でした。

Tomoki さんのコメント...

一番最後の写真は、コケじゃなくて地衣類ですね。
ウメノキゴケだと思います。

さんのコメント...

tomokiさん
お久しぶりです。ありがとうございます。
コケじゃないのに「コケ」って名前がついているのですね(笑)。ウメノキゴケがついている方が空気汚染が少ないなんて知りませんでした。最近、もっとキノコのことを知ろうと本を買ったら、いよいよキノコのことが分からないってことがわかりました。
でもわかるのは人間以外の生物もみんなお見事だってこと、しっかり生きています。