2014年5月4日日曜日

尻尾はなくなっても

ここ三日ほど続けて、尻尾の切れたトカゲが家の中にいました。
猫のトラの仕業です。
最初のトカゲは、夜中に寝ていると、トラが
「くいん」
と鳴きながら、バタバタ騒いでいたので目が覚めて見つけました。

さて、片づけようとして、トカゲにも、知恵があることがわかりました。トラが手を出すときは死んだふりして関心を持たせないようにしますが、私が捕まえようとすると、素早くするりと逃げます。
でもなんとか捕まえて、外に出しました。

その日だったか次の日だったか、居間で尻尾の切れたトカゲを見つけ、このときも挟みうちしてうまくつかまえ、逃がしました。


昨日、またまたお手洗いで尻尾の切れたトカゲを発見。
裏の出口のたたきにまで追いやりみ、扉を開けて、逃がそうとしたのですが、明るい方向に行くのを嫌がるトカゲで、タイルの目地から上がりがまちの下へと入りこんでしまいました。
せっかく自由な世界が目の前に広がっていたと言うのに、床下に入れば、出口を見つけるのは至難の業、たぶんもう生きては出られないと思われます。

今朝方、またトラが騒いでいます。
明かりをつけてみると、くわえているのはまたしてもトカゲです。トカゲ騒動につかれているので、ネズミじゃないならいいやと、面倒で、そのまま寝てしまいました。
トラの手にかかって生き延びたネズミはありませんが、トカゲはだいたい生き延びるようです。




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