2014年7月30日水曜日

秋海棠


一時は、我が家で隆盛を誇っていたシュウカイドウですが、仮設小屋から母屋へと移動したり、仮設小屋を取り壊したりと、庭の使い方を変えたため、わずかだけ生き残っていました。

当時はいろいろ移さなくてはならないものがあり、植物だけにかまっていられないところもあり、てんやわんや、ホタルブクロ、ワレモコウなど多くのものが消えてしまいました。
シュウカイドウは多少は移植したのですが、日照環境などの違いから、しゃきしゃきとは育たず、細々と命をつないでいました。


ところが、庭の動線に衝立のようにたちはだかっていたツツジの植え込みを、昨年そっくり抜いてしまったら、その下から元気よくシュウカイドウが出て来て、今年はちょっと盛り返しています。


秋海棠 西瓜の色に咲きにけり 芭蕉

それにしても、どうして芭蕉はシュウカイドウを見て西瓜を思ったのでしょうか?
赤と緑のコントラストでしょうか?


暑い夏も涼しげな色の葉のままのシュウカイドウを見ると、少し涼しく感じられます。






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