こぼれ種からすぐ芽を出して新しい命をつなぐ木の双璧は、山栗とセンダンです。
春先には、あちらこちらに山栗だけでなく、コナラ、クヌギなども芽を出します。ところが、クヌギやコナラは気がつくとほとんど消えていて、山栗だけが残ります。
そして、うっかりしていると、すぐに手鋸では切れないくらい太くなってしまいます。そんな山栗がそこここに生えています。
山栗の問題は、いががたくさん落ちて、なかなか分解しないことです。
うっかりサンダルで歩いたりしようものなら足にとげが刺さるので、拾いたいのですが、なかなか拾い集められません。
センダンは、以前は生えてきたら大喜びしていました。
ところがあっという間に大きくなり、しかも広い枝を伸ばすので、他の木の邪魔をしてしまいます。
七、八年前に放置しておいた苗が、こんなに育っています。
一本は、まだ切れる大きさのときに切りましたが、一本には温情をかけて切りませんでした。
やれやれ。
何度か枝は切りましたが、もうお手上げです。
さて、草刈りをしていたら、ナツメの苗がたくさん育っているのを見つけました。
親木がしゃきしゃきと大きくならず、実もたいしてつけないのに、いっちょう前なことです。
で、新しく生えた苗を見て思い出しました。隣町の空き屋の門の横にナツメの木があり、その下に無数の新しい苗が生えて、入口が大小のナツメの苗で覆い尽くされていたことを。
今年はナツメが食べられるでしょうか。親木にしっかりして欲しいものです。
2 件のコメント:
春さんところのセンダンは地植えなので、やはり逞しいですね。我家は植木鉢でそろそろ5~6年ですが、親指の太さくらいです。背丈は2.5Mくらいですが、深さも直径も40センチあるかないかの鉢でしたので、少し大きいものに変えました。一つの鉢に2本も植わってますので、、、。しかしながら、夏場の日よけには、枝葉が広がるおかげで見た目にも実用的にも涼しいです。琵琶湖で拾った種から育てました。
hattoさん
こんにちは。センダンの葉は涼しげですよね。春先に家に来る人がたいてい、「あれは何ですか?」とたずねます。
確かに、地植えだからか、あっという間に育ちました。以前はすぐに大きくなる木が嬉しかったのですが、今ではできるだけゆっくり育つ木が好きです(笑)。とくに室内の鉢植えなど、育ち過ぎているのを解決もしないで一日延ばしにしていて、頭が痛いです。今も蔓が2メートルくらい伸びているのと、頭が天井に着きそうなのがあって、どちらもへたに切るとぽたぽた白い毒液が吹き出ます。ああ、どうしよう。
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