2014年11月27日木曜日

植物園での拾いもの


つくば実験植物園に落ちていた、カラマツの松ぼっくりです。


カラマツの松ぼっくりよりちょっと大きいこちらは、コウヨウザン(広葉杉、Cunninghamia lanceolata)の球果です。
コウヨウザンは、種が熟して、落ちてしまったら、枝ごと球果を自分で切り落としてしまうのだそうです。というわけで、球果とともに、たくさんの枝先が散らばっていました。
 

中には、十分に育つ前に落ちてしまったと思われる枝もありました。


ヒマラヤスギといい、コウヨウザンといい、自然の造形の美しさにはうっとりします。
 

ほとんど踏みつけられていて、姿が残っている球果はごくごく少しでした。
  

それにしても、難しいのはどんぐりです。
アカガシ、シロガシ、ツクバネガシ、アラカシ、スダジイ、ミズナラ、コナラ、カシワなどなど、小路に近い木には、名札のぶら下がっているものもあります。ない木もあります。
全体としては木と木の間隔が詰まり過ぎているので、木たちは徒長して、下の方には枝も葉もない木がほとんどです。
そんな、いろいろな木が入り混じって生えている下には、どんぐりも入り混じって落ちていて、しかもどんぐりを拾う時期はとっくに過ぎているので、土からの湿気で傷んでいました。

『ひろった・あつめた、ぼくのドングリ図鑑』を開いてみたけれど、個体差もあるようだし、特徴はさしてないし、お手上げです。


そんな中で、特徴のある左のはかまは、アラカシのはかまでしょうか?








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