2017年6月28日水曜日

飯桐

六、七年前に、イイギリを二本植えました。
イノシシに掘り起こされたときに、一本は枯れましたが、一本は掘り起こされないようなところに植えなおして、大切にしていました。ところが、ほかの木の葉が茂って、日陰になり過ぎたのか、ほとんど成長しませんでした。
そして、今年は葉を出しませんでした。
がっかりしました。


やっぱり、イイギリが欲しい。
と、知り合いの植木屋さんに買いに行ったら、イイギリは取り扱っていないとのこと、仕方なく、ネットで買いました。


イイギリは日向を好みます。そして、大木になります。
大木になっても邪魔にならないで、陽がたっぷり当たるような適地は、もうほとんどありません。
というわけで、マユミの老木を切って植える場所をつくることにしました(ここは我が家の敷地ではないけれど)。
このマユミは、花が咲き、青い実はつけるのだけれど、毎年虫に喰われて、秋にきれいに色づくことはありません。
  

マユミは、ちょっと奥に植えてあるムクロジの日陰にもなっていました(ここも他人の土地だけど)。


イイギリには木っ端で覆ってイノシシ除けもつくりましたが、切ったマユミの枝を、片づけないで周りに置いておきました。ちょっとはイノシシ除けになると考えてのことです。


さて、枯れたイイギリを引き抜いて片づけようと見ると、
「わぉ!」
この前見たときは、葉をつけていない幹だけだったのに、新しい枝を出して、葉をつけていました。


右の細いのが生きてる枝、左がだめになった枝です。
枯れたくらいですから、ほとんど日が当たらないこの環境はイイギリに良い環境ではありません。近日中に、これも日向に移してやらなくてはなりません。
 

イイギリには、雌雄があり、雌木にしか実はなりません。
ところが、新しく買った苗木は接ぎ木してあって、うまくいけば来年から花が咲いて実が生るそうです。
早くに実を見ることは全然期待していませんでしたが、期せずして我が家のイイギリに生る実が、見られそうです。

追記:


生きていて枝を出したイイギリを移植しました。
ここは、イノシシは来ないだろうと、イノシシ除けをしていませんが、甘いかな?枯れた枝は切りました。






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