2021年3月31日水曜日

松露


昨年伐り倒した松の木に、きのこが生えていました。


 ぷっくりしていて、真ん丸なのもあります。


「これって、もしかして松露?」
松露はお菓子でしか見たことがありません。


ショウロで調べてみると、地下生化しているもので、地上に掘り出したり、傷つけたりすると淡紅色に変わるとありますが、これはもともと地上に生えています。
そして、そっくりなニセショウロがあって、こちらはあまり知られていないけれど、地表に生える毒きのこだそうです。
で、ニセショウロで検索してみると、こちらは見るからに別もの、松の木に生えているのが本物のショウロに見えてきましたが、見分け方を詳しく見ていたら、さらにホンショウロと言う名前の「ショウロモドキ」もあるそうです。


ショウロは、通常は地中に浅く埋もれた状態で発生するが、半ば地上に現れることも多く、マツ属の樹木の細根に、典型的な外生菌根を形成して生活します。
「強度の攪乱を受けた場所に、典型的な先駆植物であるクロマツやアカマツが定着するのに伴って出現することが多い。既存のマツ林などにおける新たな林道開設などで撹乱された場所に発生することもある」
って、いったいどういうこと?


盛りを過ぎたきのこが白い板状になっているのも、ショウロの特徴とそっくりです。
ショウロ、ニセショウロ、ホンショウロのうちのどれかだとは思いますが、ニセショウロということにしておきます。





2 件のコメント:

かねぽん さんのコメント...

おはようございます。
若いヒトクチタケにも似てますね。
ヒトクチタケなら成熟すると下面にひとつ穴があいて、中に甲虫が住んでいたりして面白いのですが。

さんのコメント...

かねぽんさん
ヒトクチタケってかわいいですね。見たことがありません。
結構成熟したようなのもありますが、穴は開いていません。見たいなぁ。枯れたのにまだ立っている松があるので、見てみます(^^♪