2010年5月16日日曜日

新芽のてんぷら材料



友あり、遠方より来たる。

本日のてんぷら材料は、上から時計回りに、柿の葉、コリアンダー、ニガイチゴの新芽、葛、お茶の新芽、そしてサツマイモでした。
柿の木は元からあったもので、今、新芽が食べごろです。
コリアンダーは数年前、一度種を蒔きました。そしたら、こぼれ種から年に二回ほど勝手に生えてきます。晩秋に生えるものは、ちゃんと葉を地表につけるようにして越冬します。今では種が庭のあちこちに飛んで、一年中、コリアンダーにはことかかなくなっています。
同じくタイ料理に欠かせないレモングラスも植えていましたが、この冬は予想外に寒くて、籾殻と稲わらでしっかり養生しておいたにもかかわらず、全部枯れてしまいました。

ニガイチゴは、雑草並みの扱いです。あちこちから芽を出すので、情け容赦なく刈っていますが、新芽はどうかと食べてみました。ちょっと苦かった。さすが、ニガイチゴです。

お茶は、ちよさんの畑で、自家用の分だけ栽培していた時期があったそうです。しかし、手間をかけてお茶にするより買う方が手軽な時代になり、お茶の木は全部切り倒してしまいました。ところが、こぼれ種が、林のあちこちに入り込んで、篠竹の下で命をつないでいたのです。私が山仕事に励んで、下草や蔓をきれいにすると、いじけた木々が息を吹き返して、年々お茶の木らしくなってきています。




てんぷらに揚げた写真も撮るつもりでしたが、お客が到着してみれば忙しくてそれどころではなくなり、気がついたときには、すべて片づけたあとでした。

2 件のコメント:

Shige さんのコメント...

身近な天ぷらですね。
うちならこの時季、ヨモギの新芽が欠かせません。
あと、浜に行った後ならハマボウフウが入りますね。

さんのコメント...

Shigeさん
ヨモギも三つ葉も出ていますが、ついつい柔らかい葉っぱは後回しにしてしまいます。今度、挑戦してみます。
ウドの葉がおいしいのですが、全部根元から切られてしまっていて(その人のものです(笑))、加えられませんでした。