2010年5月25日火曜日

勾玉石



昨日は、一日中雨が降り続いていました。
雨があがった今朝、田植えが終わったばかりの農道を散歩してみると、道は顔を洗ったような、さっぱりした表情を見せていました。
30年前につくられた農道は、アスファルトが劣化して、一度は道として固められた小石が、再び道から分離して、道端に吹き寄せられています。

ところで、先日、友人から、「昭和30年代の初めに、舗装された公道はどのくらいあったと思う?」と聞かれました。「30%くらいかしら」と答えたのですが、とんでもない、わずか2.5%だったそうです。そういえば、どこも道路工事、道路工事でした。日本は、この50年で、ものすごく変化したのですね。

今日は、勾玉のように曲がった石を拾いました。一つならず、二つも。




でも、散歩は早々に終わらせて、田植えをしました。あと一息、95%の田植えが終わりました。
雪に降られ、放れ犬に踏まれ、スズメについばまれた苗箱の苗はやはり十分ではなくて、なくなってしまいました。残念。
明日は、たけさんから譲っていただいた、ライスセンターで育てた苗を植えます。ゾウムシがつかないように農薬を散布した苗ですが、しかたないですね。


2 件のコメント:

Shige さんのコメント...

道路で石拾い・・・昔の未舗装路は、雨上がりに行くと、赤や緑のチャートが目立って、拾っていましたが、もうこっちではありませんね。

福井の浜地海岸は、安山岩や流紋岩のクラックにメノウができ、それが磨かれて礫に混じっています。
珪質な石が多く、暑かったり寒かったりと極端な気候でなければ、一日楽しめます。

ただ残念なことに、礫がいつも出ているわけではなく、移動するのですよ。
無いときには、なにもありません。

さんのコメント...

Shigeさん
舗装道路なのに、風化しているのですね。新しい道路なら、風化しても出てくるのは砕石だけですが、昔の道は、玉じゃりを使っています。

いつか、浜地海岸にも行って見ます。