2010年6月17日木曜日

まゆみさんの拾いもの



最近、ときおり聞きなれない犬の鳴き声が聞こえることがあって、そのたびに、我が家の犬どもに緊張が走っていました。
昨日、夫が、「ちよさんちでは、捨て犬を拾ったらしい」というので、見に行ってきました。




いました。一歳前後と見られる、中型犬が2匹。
数日前、山の方で悲しそうに鳴いていたので、ちよさんの孫のまゆみさんが放っておけなくて、拾いに行って来たのだそうです。

ちよさんの家には、大型犬一匹と、小型犬一匹がいます。あっというまに倍増です。

私は小さいときに、川のほとりに住んでいました。自転車の後ろの籠に入れて、遠くからも生まれたばかりの犬猫を川に投げ捨てる人がやってくるのを、見て育ちました。そんな時代もあったのです。
そのためか、自分で捨てるつもりはありませんが、目も開かない犬猫を捨てることがあり得ることは理解できます。しかし、大きく育って、物心ついた犬猫を捨てる気持ちというのは、どうしてもわかりません。昨日まで家族だったのに、どうして捨てられるのでしょう。

実は、私も山の中で、捨て犬に出会ったことが二度ありました。二度とも、ちょっと大きな子犬が三匹ずつ、不安そうに、車を少し追いかけてきました。
しかし、家に三匹の犬と一匹の猫がいるのに、なにができるでしょう。目をつぶって、二度とも拾いませんでした。

まゆみさんは、獣医さんに電話して、とりあえずフィラリアの検査をするそうです。えらい!。
もらってくれる人が見つかるといいのですが。

そういえば、私の弟夫婦も、弟の連れ合いの弟夫婦も、姪夫婦も、捨て犬の里親をしています。どれも、かわいいい犬たちです。




というわけで、ちよさんの家の入り口には、新しい看板が立てられました。


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