2011年8月24日水曜日

ポプリ





ポプリは、ドライフラワーでつくっているとばかり思っていました。
しかし、種も入っているとのこと、そういえば、ずっと昔に誰かにいただいたポプリがあったのを思い出しました。




30年くらい前のものです。母屋が完成して荷物を整理したときに、古いので捨てようかと思いましたが、
「場所も取ってないし」
とそのままにしておいたものです。

蓋が網になっている箱に入れているのに、今でも香りがありますから、30年前はずいぶんきつい香りだったのでしょう。
開けてみると、やっぱり種も入っているようです。




よく見ようと、中身を笊に移すと、とたんにトラがやって来ました。




音がするのも楽しく、爪に引っ掛けては飛ばして遊び、邪魔ばかりします。




やっと追い出すと、笊の下はこのとおり、ポプリが粉々になっていました。




これは、ナンバンアカカズキのようなものでしょうか?マメ科の莢です。




染められて、傷んでいますが、ターミナリアのような四枚羽の種です。




これはなんでしょう?ジャカランタの仲間でしょうか?




くしゃくしゃになっているけれど、舟に入った薄い種もありました。
真ん中の二つは、Tomokiさんが送ってくださったものです。
熱帯の種がいっぱい入っていましたから、きっとタイでつくられたポプリだったに違いありません。





7 件のコメント:

Tomoki さんのコメント...

ナンバンアカアズキのような豆の莢、ひょっとするとアカシアのものかもしれません。

その下は、やっぱりTerminalia属のものでしょうね。alataかな。

その下は、周りが崩れてしまっていますが、インドシタンの実ではないでしょうか。円盤の中央に豆が一つ入ったタイでよく見かける実です。

その下は、Oroxylum indicaの種ですね。グライダーの設計元になったアルソミトラにはかないませんが、それでも立派な滑空タイプの種子です。

最後の写真の上段はわかりませんが、真ん中はハンノキ、下段はど忘れしました。何って言ったっけなぁ。最近色の付いたエッセンシャルオイルを吸わせて、もともと白い花に色が付くような仕掛けになったものが売られてるんですが。とても軽い木質の材料(バルサじゃなくて)何ですけどね。

Tomoki さんのコメント...

あっ、思い出した。

ソラと呼ばれる木の皮で作った花ですね。

でも、このソラっていう木の正体はまだ知りません。

調べると、タイで水田で育てられるマメ科の茎を剥いて作るってあるんですが...ひょっとしてミズオジギソウ(パッカチェ)のことでしょうか?

さんのコメント...

Tomokiさん
名前を調べるのが面倒で、適当にアップしました。m(_ _)m
このポプリはタイのものだったのですね!
白い花は、造花でしたか。どぎつく染めた中で、白が目立ちます。
パカチェでつくったとしたら、すごい。もしかしたら、サノー(Sesbania アキュアラータ)かしら、田んぼに生えるマメ科で、茎はパカチェより堅いかも。

Tomoki さんのコメント...

春さん

そうですね。確かにパカチェよりもサノーの方が茎がしっかりしていて可能性高そうですね。
パカチェの茎はそんなに太くならないですしね。

家の近所に生えているので、今度切って、ソラ・フラワー作れるか試してみようと思います。

さんのコメント...

Tomokiさん
造花をいくつつくっていくらになるのでしょうね。
せっかくだから、自然素材だけでプーマライをつくって、ジャスミンの香りつけたりしたら、ポプリより素敵じゃないですか?
私、買います(笑)。

Tomoki さんのコメント...

最近、ソラ・フラワーの名前でアロマオイルと一緒に良く売られています。

日本でも東急ハンズで様々な花の形に模したソラ・フラワー売られてましたが、結構いい値段しました。直径8cmぐらいのもので、確か1個1000円ぐらいはしたような。

タイでも、額縁にソラフラワーを入れたものがプリザーブドフラワーの代わりに売られています。

確かにプーマライをこれで作ってジャスミンの香りつければ素敵ですね。僕も買います(笑)。
いいアイデアですね。まだ見たことありませんが。
でも、高くなりすぎちゃうかな。

さんのコメント...

Tomokiさん
ネットでソラ・フラワーを見てみました。すごい!
フルーツ・カービングといい、ソラ・フラワーといい、タイ人はすごい!
感心してしまいました。
バリの人が作る飾り物も素晴らしいけれど、タイ人もやるものですね。