2011年12月11日日曜日

庭のくっつき屋たち







夫がセーターにびっちりと草の種をつけてきました。
ヌスビトハギです。
庭の隅に置いてある、古い瓦をとろうとしてくっついたものでした。




ヌスビトハギは背が高いので、犬猫は運んできません。
以前は、人だけでなく、馬や牛もヌスビトハギの運び屋だったに違いありませが、時代が変わって、馬や牛はいなくなってしまいました。
ヌスビトハギとしては、運び屋が減ったことを、残念がっているのかもしれません。




犬猫を、毎度利用しているのは、チヂミザサです。
チヂミザサが若いときはなかなか趣がありますが、のんきに見てはいられません。秋になる前に躍起になって刈っても、植え込みの陰などに残ってしまって、実を結び、犬猫が毎日のように運んで来ることになってしまいます。




アメリカセンダンギクは、つくと突き刺さり、痛いので閉口します。
でも、最近は庭にオオオナモミが生えていないのを、よしとしましょう。



2 件のコメント:

shige さんのコメント...

タネや実を捜しに野山へかけ入ると、こんなタネとも仲良しになっちゃいますね。
あんまり仲良くなりたくはないんですけどね。

さんのコメント...

Shigeさん
すごい実行力ですね。
私は野山にかけ入ったりしないで、手の届く範囲でやっているので(笑)、くっつき屋たちとはそうお友だちになりません。
もっとも、こちらではお友だちになったつもりがなくても、向こうではしっかりつかんでいることもありますが。
ヌスビトハギは、並べて写真を撮ろうとしたら、いちいち手にくっついて抵抗していました。職務を全うする、りっぱな種たちでした。