2018年12月15日土曜日

柿やぁい!

二、三日前、出かけようとしたら夫から、
「柿買ってきて」
と頼まれました。途中に、柿で有名な農産物直売所があります。
ところが用事を済ませてから直売所に寄ると、あんなにたくさん並んでいた柿が全く消え失せていました。
夫は昔から柿好きだったのか、ここにきてから柿好きになったのか、とにかく好きなので、柿の季節には、我が家ではほぼ柿が絶えることがありません。

さて昨夜、どちらも父親が柿農家のHさんとTさんに会いました。
HさんもTさんも別の仕事を持っていますが、高齢の父親を一人で仕事させるわけにいかず、ここ数年は収穫時には手伝っています。
Hさんの現役父上は92歳、Tさんの現役父上は88歳、Hさんの家は一町歩の柿畑を、Tさんの家は二町歩、13枚の畑で柿をつくっています。

もう直売所で柿を売っていないと話すと、Tさんの家では、出荷はもう終わったけれど、まだ採ったのが残っているからと、わけていただくことになり、今朝お訪ねしてきました。


木に残したまま霜が降りると、柿は凍ってだめになります。
毎年、初霜の時期が違うので、寒そうな年は早めに収穫して霜の当たらないところに置いておきますが、今年のような温かい11月では、早く収穫しておくと、逆に熟れすぎてだめになります。
柿栽培の何が大変かというとやっぱり収穫で、収穫時には毎日、必死で採らなくてはならないそうです。


 

Tさんちからの帰り道、柿畑はどこも、色が消えています。

ところで帰りに、農産物直売所に寄ったらなんてこと!今日は、柿を出荷している人がいました。もう何度か霜が降りましたが、収穫して納屋に入れておいた柿を出荷されているのでしょう。


ともあれ、たくさんの柿を手に入れたので、何の文句もありません。
早く傷んでしまわないように、軒下の温度が低いところに置きました。







2 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

果樹園の仕立てた柿の木は庭木とはやはり違いますね!収穫しやすいようになっています。
私は柿に全く馴染みなく育ちましたが、最近大好きです!あっという間に柿の季節は終わって、先日スーパーで1種類だけ売っていたのを買いました。

さんのコメント...

hiyocoさん
矮性仕立ての柿の木は、姿が全然違います。
幹の皮は虫が潜むとかで、つるつるに剥ぎ取ります。昔は刃物を使っていたので、よくけがをしたそうですが、いまでは、数年に一度、高圧の水をあてて剥ぎ取ります。楽になったそうです。
柿は放っておくと、2年おきに実が少なく着きますが、そうさせないように花を摘んだり、受粉させたりとこれからも作業が続きます。
私の住んでいる村は巨峰ですが、果物は一年を通じて、何かしら作業がありますね。
私も書きは好きです(^^♪