マーベリー

今年は桑の実が順調に実りました。
これは西洋桑の木マーベリーですが、かつて、道路拡張のおり抜き捨てた桑の木を貰って来たのなど、日本の桑も何本か植えていました。
ところが、実が生るようになると、熟れずに委縮して落ちてしまうことが続いたので、桑の実を採ることはあきらめて、全部伐り倒してしまいました。桑の木は成長が早く、どれもかなり大きな木になっていました。
mmerianに教えていただいて知りましたが、それはきのこ由来の菌核病というもので、桑の木は侵されやすいそうです。

マーベリーを植えたのは１５年以上前だったか、楽しんだのは実が生った初めての年だけでした。あとは菌核病が出たので、数年後にあきらめて伐り倒し、その場所にビニールハウスの仮設作業場をつくりました。
ところがしぶとい。落ちた実から何度も芽を出して大きく育ち、ビニールハウスの中にも何本も生え、その都度邪魔になったので切っていたものでした。

仮設作業場を取り壊してからも、草を刈っているとそこここにマーベリーが芽を出していましたが、気にしないで刈り取っていました。
ところが、気まぐれで残しておいたのが２本、大きくなり、その１本が健康な実をつけたのです。

それでもよく見ると、枝がぼきっと折れています。しばらく前にも１本折れていましたが、実が熟れてからも新しく２本、折れています。誰の仕業でしょう？

桑は、実だけでなく、木も葉も美味しいらしく、アリやカメムシをはじめ、いろいろな虫が集結しています。

昨朝、手が届くところのだけ収穫して、また夕方採ったら、食べたのを除いて１．２キロありました。

目方の５０％の砂糖を加えてジャムをつくりました。
たぶん来年はだめかもしれません。mmerianさんによると、いい土を盛って、きのこの胞子が飛ばないようにして予防するそうですが、我が家はきのこだらけですから、なかなか難しそうです。