2010年1月7日木曜日

グアヴァ



マンゴスティンや釈迦頭のように、グアヴァ(Psidium guayava)の乾燥させたものもあります。
グアヴァは、香りのある、ねっとりとした味が特徴ですが、タイ人は何故か、まだ熟れてない、がりがりと歯ごたえのある状態で食べるのが好きです。甘さもまだ十分ではなくて、口の中には硬い種とともに、かすのようなものも残るし、最初は、「なんで?」という感じですが、慣れるとこのがりがり感がくせになります。さわやかなのです。




台湾人の友人がグアヴァ茶をくれました。熱いお湯を注いで、お茶にして飲むのだそうです。でも、一度もお茶として試していません。口が寂しいとき、ちょっと出してはかじって、しゃぶって、グアヴァの味を楽しんでいます。




これは、ジャックフルーツ(Artocarpus heterophyllus)の種です。中の種が干からびて小さくなり、薄い、張りのある薄皮とのあいだに隙間ができて、ぷよぷよとした、おもしろい手触りになっています。
ジャックフルーツは20キログラムもあるような大きな実をつけるので、枝の先ではなく、幹に直接実をぶらさげます。
プノンペンにいたころ、事務所の窓すぐそばにジャックフルーツの木があって、毎年大きな実をいくつもつけて、目を楽しませてくれました。
黄色い果肉を食べますが、実が若いころは皮ごと薄切りにして、スープに入れたり、煮物にしたりします。また、種も炒ると、おいしく食べられます。

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