2010年1月19日火曜日

プノンペンとクラビの旅



とても久し振りに、カンボジアの首都プノンペンと、タイ南部のクラビに、友人を訪ね、旧交を温める旅をしてきました。

今は乾季たけなわ、1年のうちでもっとも過ごしやすい時期です。プノンペンでは、街路樹のLagerstroemia speciosaがちらほら咲いていましたが、花盛りの季節はまもなくです。




これは、メコン川とサップ川が合流するあたりの、川に近い宿のテラスからの風景です。王宮前広場の向こうは王宮で、右手には、この写真には写っていませんが博物館があり、その近くに、私が3年間過ごしたアパートがあります。
アパートの窓から、フンセン首相が自家用ヘリコプターで王宮に降り立つのが見えたり(他には自家用ヘリコプターなど使う人がいないので、首相とわかります)、博物館に住む100万羽ともいわれるハウス蝙蝠が、夕暮れの中を出勤するのが黒いリボンになって見えたりと、なかなか素敵なアパートでした。そして、オートバイの音は夜遅くまでひびき、下を見れば家のない、路上で暮らす家族が歩道に寝ていました。
今回、プノンペンで驚いたことは、オートバイの後に座る女性が横座りでなく、またがって座るようになったこと、そして、マスクをしている人がたくさんいたことでした。びっくりしました!!




クラビの友人の家は、ビーチから船に乗ってしか行けない海岸にありました。この写真の左右の岩の真ん中あたりに、そのビーチがあります。25年ほど前、友人夫婦がここを買おうと見に来たときは、ビーチの後は誰もいない熱帯林だったそうですが、今ではホテルやコテイジがたくさん建っていて、西洋人の観光客で溢れていました。
ホテルの宿泊代を聞いてびっくり、最低で一泊一部屋75,000円というホテルもありました。ちなみにそのホテルの最高は一泊18万円です。いったいどんな人が泊まるというのでしょう。
もっとも、浜辺にござを敷き、寝袋で寝ている人もいました。




これは、この旅で私が拾ったものです。おいおい、紹介していきたいと思います。

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