メジロの巣が落ちているのを見つけました。咲きはじめた都忘れの上に置いてみましたが、転がっていたのは、我が家への坂道のコンクリートの上でした。昨年も、2つか3つ拾いましたが、どうして巣が地面に転がっているのでしょう。
これが、メジロの巣とわかったのは、
『鳥の巣の本』(鈴木まもる著、岩崎書店)という絵本で調べたからです。
巣が落ちているのを見たとき、「ウグイスは、地表から1メートルくらいのところに巣をつくるため、よく猫などに襲われる」と、この本に書いてあったのを思い出し、てっきりウグイスの巣だと思って本を開いたのですが、違っていました。
ウグイスの巣はお椀型ではなく、卵型だそうです。稲を刈ると、ときどき鳥の巣がわらにくっついているのを見つけますが、それがたぶん、ウグイスの巣のようです。
よく見ると、材料は草だけではなく、ビニール紐を割いたようなものも混じっていました。まあ、雨には強いでしょうけれど、雛にはどうなのでしょうか。
4 件のコメント:
巣のコレクターさんっていますよね。
でも、ダニが湧いたり大変だそうですよ。
稲刈りのときに見つかる巣・・・ウグイスではなくてセッカの巣ではないでしょうか?
子供のころ、近所の原っぱにチガヤの穂を敷き詰めた巣をセッカが作り、雛を育てました。それを見るのが楽しみでした。
Shigeさん
Shigeさんは、「歩く博物図鑑」ですねえ。セッカなんて、存在も知りませんでした。7月頃までウグイスが鳴くので、てっきりウグイスと思いましたが、ウグイスはそういえば、山というか、森を控えたところで鳴いてますね。
このあたり、鳥はいっぱいいますが、識別できるのは、少しです。
これまでの五十余年、思いっきり野外で遊んできたので、こうなっちゃいました。(笑)その分、仕事はあんまり真面目にやってませんわ。(笑)(笑)
鳥は姿だけでなく、鳴き声にも特徴があるので、覚えると楽しいですよ。
草原のセッカ、上空に登って飛ぶときにはヒッ、ヒッ、ヒッ、下るときには舌打ちするようなチャッ、チャッ、・・・そんな感じです。
Shigeさん
いつもは見ないのですが、今日は、ケヤキの葉を食べている鳥を、まじまじと見てしまいました。顔が黒いやつで、スズメではないということだけわかりました(笑)。
「トッキョキョカキョク」がホトトギスと知ったのも最近ですが、キジ、コゲラ、ウグイス、ハトくらいしか鳴き声で識別できなかったのが、だんだん賢くなってきました。
セッカのひっ、ひっ、ちゃっ、ちゃっも、聞けたらご報告します。
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