2010年6月21日月曜日
小春からのプレゼント
山で切ったヒノキをあげると言われて、Sさんの家に打ち合わせに行きました。
以前、松を20本ほどいただいたことがありました。居間のテラスの梁は、全部そのときの松でできています。
松は、チェーンソーを使って夫が切りましたが、山からの運び出しには、ユンボを頼みました。また、山のふもとから製材所までは、ユニックを頼んで、運んでもらいました。
製材された木は、また我が家までユニックで運んでもらい、長い間積んで乾かしたりして、それなりに手間もお金もかかりました。そのため、夫はヒノキをいただくことにちょっと消極的でした。材木屋さんから買ってくれば手間も要らないし、経費もたいして変わりません。
でも、Sさんの話では、ヒノキはもう製材所で引いてもらっているところで、Sさんが使う以外のものは全部あげる、運び賃もいらないというのです。
ありがたく、いただくことにしました。
打ち合わせが終わり、春に、Sさんの親戚のYさんからいただいたサギゴケが、我が家の庭で元気に広がっている話をしましたら、
被覆植物としてははフッキソウもいいからと、庭から掘っていただきました。
ついでに持ってけと、カラーもいただきました。
カラーは、どこに植えようかと考え、事故死した犬、小春のお墓の横に植えることにしました。
お墓のまわりにはハナニラが植えてあります。秋に芽を出し、春には可憐は花をつけますが、今の時期には、もう跡形もなく消えてしまっています。
お墓の左側を掘っていましたら、陶片が出てきました。
土を払ってみると、縄文土器でした。
今、作業棟の基礎工事をしているので、たくさん土を動かしています。それとなくさがしてもみていたのですが、土器らしいものはまったく見つかっていません。それが、小春のお墓の横から出てくるとは...。
素敵な、夏至のプレゼントでした。
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2 件のコメント:
掘れば何かが出てくる・・・埋蔵文化財てんこ盛りの場所ですね。
きっと縄文人も住みやすいと選んだ・・・同じ感覚でしょうね。
そんなところでの家作り、楽しそうです。
Shigeさん
縄文人が住んでいたと思うと、楽しいです。水は沢から汲んで来たので、近世の人よりは、小高いところに住んだのでしょうね。
林だったところが、戦中戦後は食糧畑にされ、食糧事情がよくなってから数年はタバコがつくられていたらしいのですが、そあとは放棄されていた土地です。
大きいのが出たりすると、立ち退きさせられたりするので(笑)、小片で満足しています。
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