2010年10月30日土曜日

巻貝





空いた紅茶缶を並べようとして、満員のブリキ缶の棚に、籠が混じっているのを見つけました。昔、クマシの市場で、少年が持って歩きながら売っていたのを買ったものです。
籠を別のところに置こうと、持ち上げたら、ずしりと重い。開けてみると、中に貝殻が入っていました。


しまったときは、ただの「貝殻」でした。でも、今ではちょっと貝殻を見る目が違います。
貝の図鑑も買ったし、種や石ほどではないけれど、ちょっぴり貝への愛情も出てきています。




とりあえず、巻貝と二枚貝に分けてみました。

どこで拾ったのかも覚えていませんが、貝を拾う可能性があったとしたら、タイのプーケットの海岸ではないかと思います。30年前に家族で一度行っただけですが、プーケットは、まだ漁村がたくさん残っていて、二階建て以上の建物もなく、宿泊施設といえばバンガローしかない、鄙びたところでした。

貧弱な知識で、わずかに識別できるのが、タカラガイくらいです。

それでも図鑑(日本の貝の図鑑)を見ると、下の段の中央近くの平べったい貝は、ハグルマシタダミの仲間に見えます。直径は15ミリあります。




タカラガイも、種類まではわかりません。




これも、カサガイだとわかるくらいで、それ以上わかりません。
もっとも、左端はカサガイではないのかもしれませんが。


5 件のコメント:

Shige さんのコメント...

一番上の写真、最上段はほとんどイモガイの仲間ですね。ただ右から二つ目はトウカムリの仲間でカズラガイでしょう。右端はベッコウイモかも?
二段目はアクキガイ科の貝でしょうか、磨耗個体も多いですね。
下段はタカラガイやら、ホタルガイの仲間でしょうね。右端はサザエの仲間でしょう。

二枚目のタカラガイ、小さい物の中にはチャイロキヌタが混じっているようです。

三枚目、左端はウノアシでしょう。

さんのコメント...

Shigeさん
わぁーっ。ありがとうございました。本当は期待していました。
便秘が解消した以上の、喜びです(笑)。
小さくて、可愛いからという理由で拾った貝が、「これで浮かばれた」と申しております。
二枚貝は、わかる方からUPしようか、わからない方からUPしようか迷っていましたが、わからない方からにします。早く正体を知りたいから。
これから、巻貝の図鑑をじっくりながめます。

さんのコメント...

Shigeさん
カズラガイを裏っ返すと、縦張助がついていました。肉は臭いと図鑑には書いてありましたが、時間もたっているし、さすがに無臭です。
ベッコウイモは魚を食べるのですね。
ハグルマシタダミかもしれないと書いたのは、裏をよく見ると、ギンタカハマの幼貝のようでした。
ウノアシは、一目見て、気がつくべきでした。
ありがとうございました。

Shige さんのコメント...

喜んでもらえて何よりです。
でも、写真だけの識別、それもあまり貝に詳しくないオレなので、いい加減なもんですが・・・(笑)

さんのコメント...

Shigeさん
これから、海辺を歩くのがもっと「楽しくなりそうです。
と言っても、なかなか遠い海辺ではありますが。