2012年9月28日金曜日

秋の一日


彼岸花のまわりの草むしりをしていたら、お隣のキショウブにもう種ができていて、あちこちにぱらぱらと落ちていました。


と見ると、キショウブの葉にバッタがいます。
「カメラを持ってくるから、待っててね」
 
日本語は通じたようです。
大きいので、遠くからも姿が見えました。
「かっこいいね!バッタには秋が似合うね」

台所からふと外を見ると、カマキリがお祈りしているのが見えました。


お祈りしている姿を撮りたいと思っていたので、そぉっとドアを開けたのに、カマキリは急いで逃げます。


ところが、逃げ切れないとわかると、途中からは死んだふりをして、全然動かなくなりました。草の中じゃあるまいし、丸見えなのに...。

どうせ、死んだふりするなら、鎌を折りたたんで、両腕をぴったり合わせて、お祈り姿で死んだふりして欲しいものです。
こちらは、日本語は全然通じません。


2 件のコメント:

のぶ さんのコメント...

キショウブ、こんなふうに鞘に入っているから、種がこんな形になるんですね。
花は知っているけど、種ができているところは初めて見ました。
春さん図鑑のおかげです。
海岸でも良く見かけるのですが、最初はプラスチックか何かだろうと思っていました。
ある時何かの本に載っていたのでキショウブだって分かりました。
キショウブも外来種なのですね。最近知りました。

さんのコメント...

のぶさん
私も昨年初めて種を見たとき、キショウブの下に落ちていたのに、何だろうと思ってしまいました。ちょうど飴とか、餃子の生地を伸ばしてザクザク切ったようですね。
アジサイとか、ショウブ・アヤメのような花、和風なのに外来種が多いので、最初から全部外来種と見てかかることにしています(笑)。そして、カナムグラのようなどう見ても外来種のような植物が固有種で、万葉のころから生き延びているのも、変な感じです。