2012年9月6日木曜日

ハートホヤの植え替え

ハートホヤが柱を上り、 棚の裏に貼りつき、さらに壁と棚の隙間を上って、棚に飾ってある籠のところまで伸びていました。
どこまでも伸びて行かれても困ります。障子は閉まらない、植木鉢をちょっと動かして掃除するわけにもいきません。
しかたなく、長く伸びた蔓を切り落としました。


貼りついた蔓は、ちょっとやそっと引っ張ってもとれないので、力を入れて、引きはがすと、べりべりと音がしました。
いったい、柱や梁から、何を吸収して生きていこうとしていたのでしょうか?

籠の裏を通って、さらに天井まで這いまわったら、ハートホヤ屋敷になってしまうところでした。


切り口からは、粘着性のある乳液がぽたぽた出てきます。


切り取った部分は、乳液がこぼれないように、なんとでもできますが、


植木鉢に植わったままの切り口の下には、しばらく乳液が垂れ続けるので、いくつかビニール袋を用意して受けました。


まだ残っていたのは、先日咲いていたの乾燥したものでした。



乳液が出なくなったら、テラスに運んで、支柱を外しました。


よく見ると、簡単に外せそうで、一安心です。


棒と輪を外して、棒を抜いた後は、知恵の輪のように、輪の中を葉をくぐらせて外します。


支柱が倒れかけていて、用をなしていたのかどうか疑っていましたがこの通り、全部取り除いたら、葉の裏を見せて、ハートホヤはべたっと寝てしまいました。



植木鉢を一回り大きくして、棒を建て、もう一度バランスを見ながら輪をはめ直して、植え替え完了です。

ところが、あぁ~ん。蔓を伸ばしたままにしておくと、花が咲きやすく、一度咲いたのと同じところに花が咲くと、書いた説明書が見つかりました。
来年は花が期待できません。





切り落とした蔓は、一本は葉を一枚つけて先を詰め、もう二本は葉がないまま、先端を挿し木してみました。
さて、うまく根づくでしょうか。
これまでに、一度成功して、一度失敗しています。



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