2016年4月8日金曜日

柿の木



こうゆう枝ぶりを見ると、
「柿の木らしいなぁ」
とほれぼれします。日本の原風景の中にある木に思えます。


ところが、果樹としての柿の木は全く違います。
まず、木の皮は、虫の温床になるとかで、全部むかれます。


昔は指を切ったりして大変だったみたい、今では高圧の水でむきます。


樹形も、柿をもぎやすいよう、矮性づくりで、柿の木らしさは、すっかり失われています。






2 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

果樹としての柿って見たことないかも。こんな低く仕立てるなんて知りませんでした。幹を剥くなんてどこから思いつくんでしょうね?サルスベリみたいです。
最初の写真の柿の木は立派ですね。ご近所さんの話では、うちの庭には柿もあったそうです。何か実の生る木を植えたいと思いつつもう何年も経ってしまいました。ブルーベリーがあるからいいかな。

さんのコメント...

hiyocoさん
何もかも矮性、矮性、マンゴーなども日本では矮性でつくっていますね。タイで、ドリアンの矮性指導に行っていた日本人にも会いました。野生のドリアンはなんと樹高60メートルもあって、それはそれは素敵なのに。
ここの柿の木は最近むいたので白いのですが、何年も経つと黒ずんできます。むくのはけっこう昔からやっていたみたい。柿農家の人には、よくなたでむいた時の切り傷があります。
我が家には草に埋もれて柿の木がありましたが、実が生っても落ちて全部だめです。渋柿が欲しいと植えたのも全部だめ、土地が合わないのかなぁ、近々全部切ろうと思っています(笑)。ブルーベリーは農薬散布もいらないし、いいですよね。農薬散布しないでよく実が生る木はキウイくらいのものだそうです。庭先の渋柿も大丈夫だけれど。リンゴやナシ、ブドウは農薬がすごい!
もっとも梅は放置されたところから勝手にいただいてきていて、スポットはついているけど、ちゃんと実っています。