2017年7月24日月曜日

笄蛭

「あれっ、すごいヒルですね」
とふみひろさん。


どれどれ、
「ひぇぇぇ」


「長いねぇ」


「あらぁ、ここにもいる!」


「おれ、三匹もヒルをいっぺんに見たのは、生まれて初めてだわ」
とふみひろさん。
やたら長いけれど、以前、一度だけ見たことのある、コウガイヒルのようで、吸血蛭ではなくてミミズを食べるヒルです。
それでも馴染みがないので気持ち悪いと思ってしまいます。
 

「どうしたもんかしら?」
「いさせてやればいいじゃないですか」

でも、やっぱり嫌、お引き取り願いました。





4 件のコメント:

karat さんのコメント...

何と読むのかと思ったら、コウガイなのですね…。それと髪飾りの笄をくっつけるとは…強引な命名…。検索したら確かに頭の形がイチョウ型の笄みたいでしたが…。これは何度か見たことはあります。たぶん悪い奴ではないだろうと思いましたが、気持ちの良いものでもなく、触りたくもありませんでした。コウガイビルという名前も知ってましたが、名前の言われと笄という漢字を知りませんでした。へー!、でした。

さんのコメント...

karatさん
櫛笄のこうがいですね。
このヒル、頭をアップで写しても見ましたが、扇形ではなく、真ん中で二つに割れているようで、笄には見えないので、載せるのをやめました。微に入り細に入り載せるようなものでは全然ありませんしね(笑)。
以前見たヒルの方がもっと扇形だったような...。

私より一回りほど大きい、東京育ちの人が、昔は吸血ヒルを薬屋さんの店頭で、当たり前に売っていたというのを聞いて、びっくりしたことがありました。うっ血した(どんなときだろう?)とき、ヒルを買ってきて、余分な血を吸わせるのだそうです。日本も、ちょっと前までは面白かったのですね。

karat さんのコメント...

その話(ヒルに血を吸わせる話)を何かで読んだときは冗談だと思いましたが、本当だったのですね…。
今はヒルドイトという、ヒルさんの何かと関係している皮膚科の保湿剤みたいなお薬ありますね。(^^;)。

さんのコメント...

karatさん
確か、私がサラワクの熱帯林から帰ってきて、「休んで座ってズボンをめくりあげてみたら、靴下の上のところにヒルが入り込んで噛まれていて、血が流れていてギャッとなったけど、痛くもかゆくもなくてびっくりした」という話をしたら、「あら、薬屋さんの店ではバケツにいっぱいヒルを入れて売っていたわよ」、ということでした(笑)。
噛みつかれて血が出ているのを見るのは、ちょっとごめんですが、ヒルには余分な血を取るだけでなく、ほかの効用もあったのですね。

そういえば、関係ない話ですが、ちょっと思い出しました。今日、ハナイカダの実を食べてみましたが、わりと美味で、二粒食べました。ヤモボウシより好きです。
何でも試してみるといいと知りましたが、ヒルは?