ツノゴマの写真を撮らせてもらいにMさんの家にうかがったとき、素敵な莢が目につきました。
初めて見るもので、Mさんの話では、ツノゴマを買ったとき、花屋さんがくれたもので、アフリカのものらしいとのことでした。
硬い舟型の莢で、中は彫刻刀で彫ったように、凹凸がついていました。
初めて見た莢なのに、どこかで見たことのある懐かしさ。
とりあえず、写真に撮らせてもらいました。
それっきり莢のことは忘れていましたが、今日、織物の道具の杼(ひ)を見て、「あっ、これに似ていたんだ!」と、気がつきました。
形といい、大きさといい、そっくりでした。確か、韓国(タイ?)の杼だったと思います。
経糸(たていと)に、どうやって緯糸(よこいと)を通そうか。杼にはいろいろな工夫があるのですが、この立てることのできない、短い杼は、いったい何を織るのに使われたものでしょうか?
4 件のコメント:
これ、どこかで見ました。
しばらく考えていたのですが、おぼろげながら・・・たしかどこかのマメを使ったアクセサリー屋さんのディスプレイにあったような気がします。
京都だったかなぁ・・・???
その先が出てこない!
Shigeさん
やっぱり薄い種とかが、びっしり入っていたでしょうね。それにはがれやすい蓋がついていて。
綿類の莢は、形は似ていますが、ばらばらになって、しかもねじれて種を出す鞘で、もっと薄いものです。こんなに頑丈な莢ですから、開いたとたん、さらさらと出てしまう種でしょうね。
すてきな莢でした。
サヤの形とタネのついていた跡からすると、キョウチクトウ科かガガイモ科のサヤのようですね。
Tomokiさん
ネットで見ると、ガガイモの莢には、表面がとげとげのが多いみたいですが、中の彫刻刀で削ったような感じよく似ていますね。
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