「レリーフの瓦がもう一つ欲しいんだ。瓦屋さんに見に行くけど行く?」
「行く、行く」
瓦屋さんの玄関先には、形を整え中の松がありました。
「まぁ、きれい!」
瓦は夫に任せて、松に見とれていたら、
「ん?」
殻の美しいカタツムリがいました。
松の枝にぶら下がるような形で移動しています。
足元に落ちていた竹ぼうきでつついたら、カタツムリは砂の上に落ちました。怪我はなかったようでしたが、砂がべったりついてしまいました。
石垣の上に乗せてみたら、激しく左右に身体をよじります。
何をしているんだろうと見ていたら、身体についた砂を落としていたのです。
お見事!
一通り観察したあと、また松の枝に戻してやりました。
カタツムリは柔らかい葉を食べるのではないか。
松の枝の上でも、何かいいことがあるのでしょうか。
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