2016年12月30日金曜日

筌の返し

アナゴの筌(うけ)の返し(口)が打ち寄っているのを、福井の浜でいくつか見ました。
ただ、どれも傷んで汚らしくなったものばかりだったので、拾いませんでした。


ところが、茨城の浜で、傷んでいないアナゴの筌の返しに出逢いました。
てっきり初めてと思ったのですが、以前のブログを見返しすと、なぁんだ、拾わなかったけれど前にも出逢ったことがあったようでした。


この筌セットの写真は、Shigeさんの「プカプカ通信」から拝借したものです。
説明によると、これらはすべて韓国製のもののようです。
 

さまざまな、筌や魚籠の返し。
手前右のは水俣の井上さんにつくっていただいたうなぎの筌の返しですが、残りの竹の返しはすべてタイのものです。


筌や魚籠は、それだけで美しい形のものが多いのですが、筌の返しも、どれもとても美しいものです。


タイのものは、すべて内陸の方の小さな町で出逢ったものなので、海ではなく、川で使うものです。


水俣の筌に返しをはめたところ。

ところで、「アナゴの筌」 で検索していたら、Amazonでプラスティック製のアナゴの筌はもちろん、竹製の筌各種まで販売しているのを発見して、驚いてしまいました。
「何でも売っている!」
すでにAmazonでは、ベビー用ベッド(揺り籠)を売っていますが、そのうち棺桶まで、一生のすべてのものがAmazonで調達できる時代が来るのかもしれません。






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