2014年12月22日月曜日

冬至のカシワ


カシワの葉っぱは、芽吹いた直後以外は、煤けたり、虫が喰ったり、けっこう汚らしいものです。
そんな中にあってこのカシワの木は、いつもコテンパンに切られてしまうからか、一年中優しい色の新しい葉っぱをつけていて、目を和ませてくれます。
 

その葉っぱが、冬至の傾いた陽ざしを通して、素敵に染まっていました。


古来カシワは命をつなぐと、葉が落ちないことを愛でられていたようです。
ところが、どこのカシワの木の葉を見ても、まるでぼろ雑巾をぶら下げたよう、昔の人の感覚を疑ってしまいそうになりますが、こんな葉っぱだったら、とても好きになりそうです。




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