2016年7月21日木曜日

ヤイトバナ


伸び放題のベニカナメの生け垣の枝を落とすのを、ヤイトバナが邪魔します。
根元の方は太い茎で、もう何年もカラスウリと一緒に、絡み放題に絡んでいるのです。
ヤイトバナはアカネ科、ヤイトバナ属で、標準和名がヤイトバナなのに、ヘクソカズラ(屁屎葛)の方が名が通っています。
「ヘクソカズラ、別名はヤイトバナ、 サオトメバナ」などと書かれてています。


ヤイトバナとは、真ん中の赤いさまが、お灸(やいと)をした後のように見えるからです。
もっとも古名は、「へ」のつかないクソカズラ(糞葛・屎葛)ですから、いくらヤイトバナを標準和名にしても、全然浸透しなかった、むしろ、お上品な方でも、クソカズラよりヘクソカズラの方が、口にしやすかったのかもしれません。
パクチーと同じで、植物の匂いは親しめば気にならなくなるし、なかなか可憐な花です。







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