朝、勝手口でゴミを分別していたら、クスサンの繭が落ちていました。
この前から、トチの葉が何者かに食べられているので気にしていたのですが、これはヤマボウシの葉に繭をつくってあります。
繊維が美しいこと、まるで麻糸のようです。
見上げれば、トチの葉はさらに食い荒らされていますが、
探したけれど、虫の姿は見つかりませんでした。
パスウエイの左がトチノキ、その左がヒイラギ |
ところで、テラスには繭は落ちていませんでしたが、パスウエイとその周辺では、4つも見つけました。
しかも、うち2つは、まだ緑色のヒイラギの葉がくっついています。
風で飛んだ?それとも、虫が羽化するときに切り取って、ここまで運んできた?
不思議、不思議でした。
もちろん、ヒイラギに注目しました。
ゆりかごみたいです。しかし、あの、穴みたいなのは何?
ここにもいます。
ここにもいます。
出てきたら、みんなでトチの葉を食べるつもりでしょう。
それにしても、きめ細かい繭と丁寧につくられた繭があるのが、面白いところです。
丁寧な方は、葉っぱにも網を張って、しっかりくっつけています。
4 件のコメント:
たいてい葉っぱを食べるのは幼虫でチョウやガの成虫は葉を食べませんよ。クスサンは口がないので(ガにありがち)羽化後は一切食事無しだそうです。
羽化は9~10月だそうで、蛹で夏を越すらしいですよ。生き物によってサイクルが違って面白いですね。秋、クスサンをアップしてくれることを期待しています。それだけ繭があれば、1匹ぐらいは見つけられそう。
hiyocoさん
間違えちゃった‼‼!彼らは今まで葉を食べていたのですね。
頭ではそうとしか思ってなかったのに、どうして書いちゃったんだろう(笑)。まさか蛾が葉っぱ食べるなんて、いくら私でも思っていません(^^♪
羽化は9月、10月なら、どうして緑の葉がついた抜け殻の繭が、今の時期に大量に落ちていたのでしょうね?
それにしても、クスサンには口がない!考えただけで苦しくなります。クスサン見つかるかなぁ。
あ、蛾は葉っぱを食べないってご存じでしたか(笑)。
中身と言っていたのは繭のことで、その中は空っぽなんですね。じゃあ、去年の繭なのではないでしょうか?ヒイラギが繭付きの古い葉を落としたのでは?常緑樹の種類によっては、新葉が出るタイミングや、何らかの事情で緑のままの古い葉を落としますよね。ヒイラギはどうかな~。
口がないなんて、人間の意識のままクスサンに生まれ変わりたくないですね(笑)。
hiyocoさん
そうか、今ヒイラギにくっついている繭(ざっと6、7個)は、トチノキを食べてさなぎになったばかりのやつらで、空の繭がそこいらに転がっていたのは、昨年のものというわけですね。何故か、ヒイラギにくっついているものの中には、空っぽのはありませんでした。
それにしても、今落ちる葉と、来年落ちる葉をどうやってクスサンは見分けているのでしょう?もしかして、失敗して中身入りでそこいらに転がっているのもいるかもね(笑)。
あの、晴れた日に地面をせっせと歩いていたクスサンのいもむしくんは、今頃どこで繭をつくったのでしょうね(^^♪
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