サゴヤシの実をさがそうと、あちこちの箱の蓋を開けていたら、ヒルギがありました。
ブログを書きはじめたころに
紹介しているのですが、おにぎり型の実は、
「ホウガンヒルギかもしれない」
と、いい加減に書いてあります。
ぜんぜん違っています。
これはなに?
欠けていますが、
先は、ヒルギ同様、四枚のとがったようなものの形跡があります。
そして、横腹には、白い縦筋が漆喰を塗ったようについていて、
栗のように、袴をはいた形になっています。
これでは、泥地につきささって芽を出すことができない、浮かんで漂っていくのでしょうか?
Tomokiさん、ご存知だったら、教えてください。
6 件のコメント:
1枚目はやっぱりホウガンヒルギ(Xylocarpus sp.)で良いと思います。底が栗みたいになっているのは、波で洗われて、表層が磨り減ってしまったのかもしれません。漆喰みたいなのは、漂流中に付着したものですね。Shigeさんだったら正体知ってるのでは?見たことあるんですが、名前は知りません。
名前にヒルギとつきますが、2枚目のとは全く別科別属の植物です。
2枚目は、左の大きいのがRhizophora mucronata(ヤエヤマヒルギ)、右のが、R. apiculata(フタバナヒルギ)みたいです。右のとがったのは、ガクの名残でしょう。
Tomokiさん
ありがとうございます。が、まだ納得できないでいます(笑)。
というのは、ホウガンヒルギは好きで、昨年(もっと昔に感じますが)南タイに行ったとき、なんとか拾って持って帰りたいと思い、浜で物色しました。よりどりみどり、丸くていくつか組みあわさったのも含めて、手にとって見ましたが、全部虫食いでけっきょく、写真を撮っただけで拾いませんでした。
それに比べると、このおにぎりは、やけにしっかりしています。重いし..。
というわけで、しばらく私の中では、おにぎりヒルギとして、心にとどめておきます(笑)
そういえば、シンガポール熱帯植物だよりにアップされていたホウガンヒルギの実みごとでしたね。ちゃんとうまく乾燥して、保存されているのでしょうか?
ホウガンヒルギは生っているのも見たことがあるのですが、時期のせいか、保存できるよい実に出遭ったことがありません。
なるほど、以前のヒルギと並べた写真を見ました。大きさが思っていたより小さいですね。
ずっしり重いとのこと、何でしょうね。
シンガポール熱帯植物だよりに掲載してもらった写真のものは、1つは完全に球状のまま木の下に落ちていたもの、もう一つはバラバラになって木の下に落ちていたものすべてを集めて、いったんばらばらにして乾燥させ、その後木工ボンドでくっつけながら組み立てました。
本当はこの実の外側に4裂した外皮があるんですが、乾燥させるとねじれてしまい、きれいに覆えなくなったので、捨てました。
今でも実はきれいな球状を保っています。宝物の一つですね。バラバラので良ければ、お分けしますよ。
木が自生している場所はサムットソンクラーン県で何箇所か確認しているので、季節を見て、また拾いに行こうと思います。先週見に行ったときは、多くの木が花盛りでしたが、実の付いている木もありました。季節関係なく木によってバラバラなのかもしれません。熱帯の木ならではですね。
Tomokiさん
楽しみにしていていいですか?
ホウガンヒルギは、必ずとは言いませんが、凹面もありますよね。それに、ジグソーパズルのように詰まっているわけだから、必ず端が鋭角というか、尖っていると思います。
でもこのおにぎりヒルギは、どっこも丸っこいので、別物ではないかと思いました。
サムットソンクラーンで、虫食いでない実を見つけてください。
いいですよ。
年末にいくつかお送りしますね。
Tomokiさん
楽しみにしています♪
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