2013年9月24日火曜日

不味いいちじく

 我が家には不味いいちじくの木とおいしいいちじくの木があります。
不味いいちじくは何がまずいって、生り口がまだ熟れないときに、先の方が熟れすぎて、傷んで、腐ってくるのです。
だから、十分熟れる前に採らないと半分は捨てることになります。


そんな不味いいちじくが最盛期を迎えました。
食べてもいいのだけれど、おいしい方のいちじくもそこそこ生っているので、無理して食べることもありません。
ジャムをつくりました。


皮をむくと、サトイモのようです。


そのままお鍋に入れ、重さで半量の砂糖も加え、切りつぶすようにしながらしばらく煮ます。


いちじくジャムの出来上がりでした。




2013年9月23日月曜日

タマムシ大当たりの年

今年はずいぶん長い期間タマムシが飛んでいました。タマムシ大当たりの年でした。
洗濯ものを干したりしていると、独特の、ぶーんといううるさい音を立てて、飛びまわります。 虫網で何度か捕まえましたが、せっかく短い時間を謳歌しているのにと、全部離してやりました。


 いちじくを採っていて、地面に落ちた玉虫を見つけました。
 

たいていは、蟻などに頭をかじられるのですが、頭はまだついています。


お尻がちょっとかじられていました。


拾ったタマムシたち。
たくさんあったのに、夫がみんなにあげてしまって、ちょっぴりしか残っていません。




2013年9月21日土曜日

キクイモ


うかうかしていたら、庭にキクイモが生えていました。
まるで、荒れ地並です。
しかも、うまく生えている!石置き場の、石と石と間に生えています。
これでは、お芋を掘り返して根絶やしにするわけにもいきません。


それでも、虫たちは喜んでいるみたい。


このところ、キクイモはすごい勢いで、八郷全体に勢力範囲を伸ばしています。
 

2013年9月20日金曜日

バッタ

このあたり、網戸を閉めていてもどこからともなくいろいろな虫が家の中に入っています。先日、かなこさんから、
「家の中に、ドロバチが来ないですか?」
と聞かれました。
さすがに家の中には来ないけれど、毎春に、久しぶりにガラス窓や網戸を開けると、必ずばらばらとドロバチの巣が落ちてきます。

かなこさんの家では、戸を開けるや否や、土を持ったドロバチが飛び込んでくるし、庭ではドロバチが一生懸命土をこねているし、引き出しを開けると、どこにでもドロバチが巣をつくっているのだそうです。
防ぎようがないとか、参っていました。


さて昨夜、この頃はまっているお灸をして、燃えかすを捨てようとしたら、燃えかす入れの中からバッタ(?)がよじ登ってきました。
「どこから来たの?あなたは誰?」


なかなかの美人じゃないですか。


こんな地味な色の人生を送っているバッタに比べたら、貴婦人然としているけれど、家の中に紛れ込んで、出口がわからないようでは、人生も楽しくないでしょう。

逃がしてやろうと思っていたのに忘れて寝て、今朝見たらもういませんでした。
どこで、野たれ死にするのやら。




2013年9月19日木曜日

季節は忘れません


穏やかな秋の朝、洗濯物を干していると、足元では猫がじゃれ、手元ではトンボがじゃれます。
遠くに目をやると、


おぼろげながら見えます。
芽を出す前にと、しばらく前に草を刈っておいたのです。


干しものを終えて行ってみると、出ていました。
あと数日で迎えるお彼岸の日に咲く彼岸花です。


草刈りは間に合ったと思っていたのに、一本だけ、急いで出て来ていたのが先をやられていました。


一番最初に咲きそうな花。
 

今日はお天気がいいので、一日でずいぶん伸びそうです。

2013年9月18日水曜日

マルバルコウ


マルバルコウが、道端のあちこちで雑草化しています。
侵入生物データベースを見ると、茨城県にはまだ侵入していないことになっていますが、どうしてどうして、年年歳歳繁殖地が広がっているような気がします。


花も葉も、マルバルコウではなく、ルコウソウの方が好きです。
その昔、母が毎年、フウセンカズラとルコウソウを育てていたからかもしれません。


ルコウソウは熱帯アメリカ原産ですから、このあたりで雑草化するのは難しいかもしれません。
カンボジアでは雑草化したフウセンカズラも、雑草化したルコウソウも見たことがあります。




2013年9月17日火曜日

トンボ


夫は、
「大工に比べれば、コンクリート工事は簡単だ」
と言います。
それは、どうでしょう?たいてい時間がかかるのは、コンクリート工事です。

今、柱を寝かせてつくって、それから立てる、つまり自家製のプレキャスト・コンクリートをつくっています。型枠をつくって、鉄筋を曲げているのですが、どんなに瞬発力を出しても、直径13ミリの鉄筋が切れません。夫は切れるのです。
9ミリの鉄筋でさえ、やっと切れる私にとっては、コンクリート工事は大工仕事は比べものにならないくらい、たいへんです。
 

トンボは一度見つけた場所に、何度もとまるのが好き。板を運んでいると、いつまでも端にとまりたがってついてきたりします。
今日は、鉄筋が気に入ったみたいでした。


いつまでも、いつまでもとまっていました。



勝手にあずき


十年ほど前に、あずきを栽培したことがありました。
虫がたくさん発生して、葉っぱは丸裸になったりして、そう収穫はありませんでした。
そのとき、虫喰いの豆ときれいな豆と選別して、虫喰いの豆を捨てたところから、次の年、あずきが勝手に生えました。


以後、毎年生えてきますが、虫の害はほとんどありません。
手入れは簡単、あずきが生えるころに、そのあたりの草刈りを控えるだけです。
 

栽培面積を拡大しようと、豆を収穫した後の莢つきの木を放り投げて置いたら、別の場所からも芽が出ました。
ここは貰って来た石を積み上げているところで、刈り払い機は間違っても使えないので、石を移動させない限り、来年からも期待できます。


ミョウガ、ウド、アシタバ、蕗、シソなど、毎年生えてくる定番の野菜に加えて、コリアンダー、あずきなど楽をしながら育てていますが、庭の模様替えがしばしば行われるので、それだけは用心しなくてはなりません。
今年、気がついたらアスパラガスは引っこ抜かれてしまった後でした。






2013年9月16日月曜日

真四角の箱


いったい、お菓子の空き箱はもう一つのブログに載せたものか、こちらに載せたものか、すっかりこんがらがっています。
で、この数日は外仕事も忙しくてカメラを持ち出したり拾ったりする暇がなかったうえ、今日は台風が近づいて、外に行かれないので、いただきもののクッキーの箱でも載せましょう。

角ばったブリキの箱。


何ものかを知る手掛かりは、側面の小さな字だけ、HENRI CHARPENTIER、アンリ・シャルパンティエというお菓子屋さんのようです。
近頃はネット検索ですぐ身元が知れるので、お菓子屋さんも大きな宣伝文字など入れる必要がないということなのでしょう。


小さくておいしいお菓子たちは、あっという間にいろいろな人のお腹に収まり、かわいい空き箱が残されました。





2013年9月13日金曜日

ヤマボウシ


春、花を見たときには平年並みだと思っていたヤマボウシ。今年は実がたくさんなりました。
おいしいのに、小鳥はそんなに来ていません。


それでも、落ちた実が少なくなっていることがあるので、誰か拾っているのかしら?
種を取ってみようかと思ったけれど、果肉がしっかりついているので、すぐ、諦めました。

2013年9月12日木曜日

遊び相手

郵便屋さんが来て犬が吠えるので見ると、そのすぐわきで、カマキリが身体を斜めにねじって固まっていました。
おもしろい!
カメラを取りだしているうちに犬は吠えるのをやめ、カマキリの身体は元通りになってしまいました。


鳥も蝶も撮れない私にとって、庭中でうろついているカマキリは恰好のお友だちです。


昨日も洗濯ものを取り込み、物干しを畳もうとしたら、カマキリがファイティングポーズを取っていました。


「どこかへ行ってよ」
と声を掛けても、ファイティングポーズを崩しません。


しかし、やがてすごすご退散です。


つつくと、行き場がなくて、ぶら下がります。


「お腹はやけに赤いねぇ」


けっこう便利な目です。
顎の下を見せながら、目はしっかりこちらを向いています。


顔はおもしろいけれど、姿はなかなか美しいかしら?

2013年9月11日水曜日

ベンケイソウ



農産物直売所で売っていたベンケイソウ、みっしりと新芽をつけています。


こんなに子孫を増やしてどうするの?
この新芽たちにまじめに対応しようと思ったら、気が遠くなりそうです。


多産のお守りは、日本だと犬、ほかのところでは豚とか鶏とかありますが、いっそベンケイソウをお守りにしたら、と思ってしまいます。
もちろん、増えるのが怖くて買う気がしませんでした。