北鎌倉の古民家ミュージアムから逗子の
長島さんの家へ行きましたが、ちょっと早くついてしまいました。
この日、朝は寒く、厚い雲に覆われて昼頃まで激しい雨も降っていたのに、昼過ぎからすっかり晴れました。
長島さんの家は海岸から歩いて3分、ちょっとだけ海岸を歩きました。
といっても10分未満しかありません。
砂浜は、昔よりずっと狭くなっている感じがしました。
小さな貝の貝ラインができていますが、どうしたらいい?
とりあえず目を、イトカケガイに絞ることにしました。
「イトカケガイ、イトカケガイ」
呪文を唱えながら見ても、焦っていては見つかるはずもありません。
「おぉい、行くぞ」
と夫、あっという間の浜歩きでした。
丸いのはツキガイ、赤いのはイタヤガイ、そして小さいのはもしかしてチヨノハナガイでしょうか?
めったに貝も拾わないので、何だか忘れたり、知らなかったりです。
巻貝にいたっては、完全にお手上げです。
陶片は松模様、イトカケガイは目にしませんでした。
さて、長島家では、パイを二種類にウエールズ伝統の新年のケーキをいただいて、美味しいお菓子三昧、お茶をいただきまがら楽しいひとときを過ごしました。
そして、夕方、みんなで浜辺に陽が沈むのを見に行きました。なんと長島夫妻は、雨が降っていない日は毎夕、夕陽が沈むのを見ながら浜を散歩しているのだそうです。
最初は江の島がぼんやり見えるくらいで、富士山は見えていませんでした。
「今日は富士山は見えないね」
と言われたのに、陽が沈むにつれて、だんだん富士山が姿を現してきました。
富士山の前にぼんやり見えるのが江の島です。
陽は沈んでいき、
雲に半分隠れながら伊豆半島に沈む前に、まるで顔のように見えました。