2016年3月31日木曜日

土佐水木


土間入り口の、つくばいの脇にトサミズキがあります。
昨年は、どうしたことか、花を見ませんでした。気がついたら葉が出ていました。
 

そして今年、たった三輪だけ咲いています。
昨年は、
「どうして、花を見落としたんだろう?」
といぶかしく思っていましたが、きっと一輪も咲かなかったのでしょう。
 

軒下に植えてあって、つくばいの水はトサミズキ側にはあまりこぼれないので、もしかしたら水不足だったのかもしれません。
毎年、葉も枝もよく茂るので、すっかり安心していましたが、今年は水遣りに気をつけてみます。






2016年3月29日火曜日

ナメクジ出現か?


金魚に餌をやっていたら、あらっ、つくばいの縁にナメクジがいます。
「おお、いやだ!」
移植ごてですくい取って遠くへ投げて、つくばいを見るともう一ついます。
また遠くへ投げようとしたら、近くに落ちてしまいました。


なぁんだ。
裏返ったのをよく見たら、冬の間コブシの蕾を大切に包んでいた防寒コート、苞でした。
開いているのは合弁のカラスガイに見えるし、濡れて丸まるとナメクジに見える、なんとも人騒がせな苞でした。







2016年3月25日金曜日

今朝は氷が張りました


十日前の写真。
母屋の窓に作業棟の屋根が写っているのが新鮮で、それを撮った写真ですが、ちらっと見えているコブシは一分咲きくらいでしょうか。


今日のコブシは、ほぼ八分咲きです。


家の北側には、植木屋さんが売れ残ったからとくれたスモモの木を数本、列状に植えています。
去年、大きく育ったのにさして実をつけない木を、数本伐りました。
そのせいでしょうか。
いつも桜と一緒か、桜に少し遅い開花なのに、今年は早々と、花を咲かせています。実を生らして、「伐らないでくれ」とアピールするつもりでも、蜂の少ない今頃花を咲かせて、ちゃんと実はつくのでしょうか?


スモモの花はこんな花ですが、
 

おやっ、中に一本、違う花をつけている木があります。今まで、気づきませんでした。
いったい何でしょう?これも、今年はたわわに実をつけるつもりでしょうか?








2016年3月24日木曜日

雨のハナニラ


ハナニラは、咲いている姿もかわいいのですが、朝のまだ頭を垂れている後姿が素敵です。
 

今日は雨ですから、もちろん、みんな仲良く頭を垂れています。








2016年3月23日水曜日

誰の棲み家か知らないけれど


玄関の扉は両開きですが、いつも片側だけ開けるようにしています。


ふと、蝶番のところを見たら、なんてこと!
 

毎日開け閉めしているというのに、トックリバチが巣をつくっていました。


いつも開けない方にも、もちろん巣がありました。なんて勤勉なこと。

イノシシは、実生のコブシの苗を移植しておいたのを、全部掘り返していました。イノシシではなくて、ハクビシンかもしれません。
空き家になっていた家を借りた人の話を聞くと、たいてい天井裏にハクビシンが棲みついているようです。ネズミも蝙蝠も棲みつくそうです。

気密性は低くない我が家ですが、どこから入ったのか、毎年今頃は、家の中で冬を過ごしたらしいテントウムシが、外に出たいとうろうろします。


人間が住んでいるつもりでも、隙あらば奪還しようと、野生動植物が束になって押し寄せている八郷です。







2016年3月21日月曜日

♪ももいろ、ももいろ♪


我が家の春を彩っている桃色の花たちです。
ヒマラヤユキノシタ。


八重咲きのコブシ。


紅梅。


早春の黄色い花々に続く、桃色花々です








2016年3月20日日曜日

ノカンゾウ


庭の一角にノカンゾウが芽を出しました。


おひたしにしたり、酢味噌和えにするとおいしいのですが、去年は食べそこないました。
刈り払い機で刈ってしまうと、なんども芽を出すのですが、柔らかくておいしいのは、春先に出てきたものだけです。
姿かたちは同じなのに、あとから出てきたものは硬くて食べられません。

いやはや、なんだかんだしているうちに、今年も山菜を食べずじまいで夏が来そうです。






2016年3月19日土曜日

目が覚めちゃった

海に行った日、涸沼(ひぬま)で、ウグイスの初鳴きを聞きました。
と思っていたら、昨日、我が家の庭でも、遅い、遅~い、「うちのウグイス」の初鳴きを聞きました。ところが、
「ホケ...ホッ...ホ」
といった調子で、いつ上達するのか、不安になってしまうような鳴き方でした。


さて、海でカエル浮きと出逢いましたが、庭のカエルくんたちも出てきました。
出てきて早々、わりと素早く逃げるカエルが多い中、このカエルくんはのんびりしていました。


見かけたカエルたち、どれも肌がつるっとしてなくて、しわしわしていました。

いつも思いますが、カエルたちは冬眠場所はいっぱいあるとしてもどこで生まれるのでしょう?我が家の丘の下の田んぼにはオタマジャクシがたくさんいますが、庭にはオタマジャクシが育っているのを見たことがありません。
孵ってから、林の中を登ってくるのでしょうか?


フキノトウも、食べないうちにすっかり花盛りです。






2016年3月18日金曜日

カエル浮きに出逢いに


「海に行こうか」
ということになったとき、思い出したのは、kuskusさんが、カエル浮きが転がっていると言っていた、大竹海岸でした。
ひたちなかの海岸にはよく行きますが、大洗より南の大竹海岸には行ったことがありません。

 
大洗海岸から波崎海岸まで、長くてまっすぐな海岸線が伸びていますが、大竹海岸はその長い海岸線の一部に位置しています。
浜辺に落ちているのは養殖場が近いせいか、ハマグリの殻ばかり。しかも全部大きな貝で、幅が8センチくらいあります。
 

人っ子一人いない海。
ときおりカモメやチドリがいるけれど、群れをつくっていません。


歩き進むにしたがって、ハマグリ以外のものがちらほら見えてきました。
  

筌(うけ)の口の部分「かえし」です。魚が入ることはできますが、出ることはできません。
いったいどんな筌のかえしかと思って、ShigeさんのWeb Pageを見たら、韓国のアナゴを獲る筌のようでした。
   

差し渡し90センチもあるような、大きな、へこんだ浮き。
 

「オレンジ浮き」と言われている、プラスティック浮き。


やっと見つけたカエル浮きは、割れて変形していました。
お化けカエル。


一羽たたずむチドリが見えますか?
と言っても、実は二羽いました。


次に見たカエル浮きは、目がひとつ壊れてしまっていました。


「おやっ、ガラス浮き?」
と喜んだら、


ただの電球でした。
 

へこんでない巨大な浮きもありました。
浮きとはいえ、重いものでした。
 


三つ目で、やっと壊れていないカエル浮きに出逢いました。


でも、あまりカエルっぽくないですね。綱を取って写真を撮ればよかったかしら?

カエル浮きを探して夢中になり、足の悪い夫と目の悪い犬を残してどこまでも歩いてしまって、叱られてしまいました。
「そんな汚いもの持って帰るなよ」
と言われたのに、持って帰ってしまいました。


発泡スチロール系の浮き。
左から二番目のビーズ形の浮きは、陽刻がカタカナで「ダイワ」とかすかに読めたので日本製で、あとは中国製でしょうか。


プラスチックで中空のもの。
さすがに、大きなカエル浮きは拾ってきませんでした。







2016年3月17日木曜日

涸沼


久しぶりに、息抜きに海を見に行きました。


ヤドリギの宿っている木の向こうに見えるのは、涸沼(ひぬま)です。


この木は、しっかりヤドリギに宿られたものです。


涸沼はあくまでも穏やかです。
 

涸沼は大きくておいしいシジミが有名でしたが、原発事故以来、売れ行きはどうでしょう?
何軒ものシジミ屋さんが、店を閉めていました。


ここにはたくさんの鳥が集まるので、鳥を撮ろうと、大きなカメラを構えている人もいます。


小さなカメラの前にとことこ歩いてきたのはコサギくんでした。
 

おやっ、立派なマテバシイのドングリが落ちています。コナラやクヌギのドングリはとっくに割れて、早、芽を出しているのもあるというのに、マテバシイのドングリは、割れてなくて美しいものばかりでした。
ということは、繁殖力が弱いのかな?それとも時期が来るまで芽も出さずにずっと待っていて、むしろ繁殖力が高いのかな?


刈り込まれたマテバシイ越しに見た涸沼です。


ちょっと離れたところでも、ヤドリギを見ました。