2016年7月31日日曜日

光が踊る


梅雨が明けて、強い陽ざしが照りつけています。
食卓の窓の外、ちょっと近すぎたカツラの葉が、光ります。
カツラをはじめ、母屋の北側に植えたヤマボウシ、トチなどなど、木々はちょっと伸びすぎていて、 一面緑です。


でも、葉っぱの一枚一枚に陽が当たるときれい。


セミのうるささも、ぶつかりそうに飛ぶタマムシも、「元気にやっているな」と思えば、心地よいものです。







2016年7月30日土曜日

落とし物


これまで、庭にときおりカラスの羽が落ちているのを見たことがありますが、このところ多すぎます。
あちこちにおちていて、しかも、建物のすぐ近くばかりです。


それでいて、特にカラスが目につくというわけでもありません。
もしかして早朝にそっと来て、羽化したばかりのセミを狙っているのでしょうか?
セミもなぜか、建物の近くでの羽化が多いような気がします。







2016年7月29日金曜日

洗濯しちゃったよ

今日は写真なしです。

朝一番で洗濯して、洗濯しあがったものを干そうと籠に入れたら、洗濯機の底に何か残りました。
夫が、絆創膏を一緒に入れちゃったんだと、つまみあげたら、変に柔らかい。
「きゃぁぁぁ」
と言いながらもそれを洗濯機の脇に置いたら、ミミズのようでした。
心臓をぱくぱくさせながら、夫に報告に行きます。
「ミミズを洗濯しちゃったよ」

そのあと、ティッシュペーパーでつまんで、捨てようと明かりの下で見たら足がある、ミミズではなくムカデでした。
「きゃぁぁぁ」
ムカデは洗濯されて、なすすべもなくお陀仏したようでした。







2016年7月28日木曜日

重いなぁ


作業していたら、目の端に黒いものが動いているのが映りました。見ると、虫が虫を運んでいるのでした。
室内から外に出ても、せっせせっせと運んでいます。


運んでいるのは蜂?
運ばれているのは誰?
カメラを近づけようとしたら、運んでいたやつがいきなり飛び上がり、飛び回って威嚇してきました。
「わぁ」
というわけで退散、しばらくしてから見たら、消えていました。








2016年7月24日日曜日

人気の宿


オミナエシに何かがとまっています。


近づいてみたらセミでした。羽化したばかりでしょうか、じっと動きません。
でも、ここなら大丈夫、地面近くではないので蟻は来ないし、犬猫も気がつかないし、土間入り口の近くで、人と犬猫が頻繁にに出入りするから、鳥も来ないでしょう。

しばらくして見たら、セミはいなくなっていました。
またしばらくして見たら、何かいます。
 

今度は玉虫でした。
タマムシは、ぶんぶんと高いところを飛び回っているのですが、これも動きません。羽化したばかりなのかなぁ?
オミナエシはなかなかいい宿になっていました。








2016年7月23日土曜日

厳しいなぁ


昨日、午前の仕事を終えて、お昼にしようと家に入りかけて、入り口のあたりに置いていた草むしりの鎌の柄に、ニイニイゼミがとまっているのを見ました。


まだ羽化して間もないのか、まったく動きません。
軒下の、雨が当たらない所なので、蟻地獄の穴はたくさんありますが、蟻はそういません。だいじょうぶだろうとそのままにして、ご飯のあとで見たら、飛び立っていました。

今朝、そろそろ起きようかなと思っていたら、犬のうなぎが寝室の犬猫出入り口から外に出た音がしました。
窓から外を見ると、通路に、セミが一つ、なんだかわからないものが一つ落ちていました。
うなぎは、セミを食べるのが好きですが、食べさせたくありません。でも、人間は寝室からすぐには外には出られないので、ただ見ていると、目が見えないので気がつかなかったのか、セミの脇を通って行きました。やれやれ。

朝の仕事をいろいろした後、あのセミはどうなったかと窓から見たら、なくなっていました。
残念、うなぎが食べてしまったに違いありません。
 

遠目にはなんだかわからなかった物体を片づけようと外に出てみたら、それは半分食べられたセミでした。
うなぎは、夜中には外に行きません。5時ごろ、すでに半分食べられたセミがあったいうことは、夜中に頻繁に出入りする猫のトラが齧ったのでしょう。
セミは、羽化してまもなかったようで、緑色が残っています。土の上に降ろしてやったら、まだ手を動かしていました。
先日は、敷石の上でたくさんの蟻に食べられながらも手足を動かしていたセミを見ました。セミはなかなか死ねません。


かわいそうなミンミンゼミたち、せっかく出てきたのに、短い命でした。


犬猫の通路で羽化したりしないで、もう少し高みを目指すべきでした。


このセミも、見かけてから一時間も経つのに、まだ飛ぼうとしません。
ちゃんと飛べるかな?








2016年7月22日金曜日

保護色だよん♪


アジサイの葉っぱの上でまったりしているバッタがいました。


足しげくその脇を通ったのですが、まったく気にしていませんでした。
  

お隣のコナラの葉の上では、アオガエルがうずくまっています。


こちらもじっとしたままです。
どちらも保護色だから見つかっていないと思っているのでしょうか?
 

もう巣立ったのか、コナラの木に架かっていたナガコガネグモの巣は、ぴんと張ってなくて、傷んでいました。








2016年7月21日木曜日

ヤイトバナ


伸び放題のベニカナメの生け垣の枝を落とすのを、ヤイトバナが邪魔します。
根元の方は太い茎で、もう何年もカラスウリと一緒に、絡み放題に絡んでいるのです。
ヤイトバナはアカネ科、ヤイトバナ属で、標準和名がヤイトバナなのに、ヘクソカズラ(屁屎葛)の方が名が通っています。
「ヘクソカズラ、別名はヤイトバナ、 サオトメバナ」などと書かれてています。


ヤイトバナとは、真ん中の赤いさまが、お灸(やいと)をした後のように見えるからです。
もっとも古名は、「へ」のつかないクソカズラ(糞葛・屎葛)ですから、いくらヤイトバナを標準和名にしても、全然浸透しなかった、むしろ、お上品な方でも、クソカズラよりヘクソカズラの方が、口にしやすかったのかもしれません。
パクチーと同じで、植物の匂いは親しめば気にならなくなるし、なかなか可憐な花です。







2016年7月20日水曜日

初めまして


日立の御岩神社に行きました。


最初に目についたのは、この植物でした。
生まれて初めて見る葉っぱです。
近づいてみたら、浅い池になっていて、足元には水があります。

ザゼンソウかなぁと思い、帰ってから検索してみたら、全然違いました。
「では、何だろう?」
あてずっぽうで、水芭蕉を検索してみたら、あたりました。水芭蕉は、なんとなくカラーに似た葉かなと思っていましたが、全然違っていました。

ちなみに、水芭蕉(Lysichiton camtschatcensis)も、カラー(Zantedeschia aethiopica)も、ザゼンソウ(Symplocarpus foetidus)もサトイモ科ですが、属が違います。

 






2016年7月19日火曜日

はじけちゃった


山椒を一枝切ってきて、大きかったので二つにして、別々に活けました。


ところが、一つは、水が切れたわけではないのに二日目あたりからしおれはじめて、四日ほどですっかりしなびてしまいました。


実は全部はじけてしまいました。


それからさらに数日後、もう一つの花入れの山椒は、まだ健在です。
一週間も経つので葉こそちょっとしなっとしていますが、実もはじけていません。


もちろん、外の実も硬いままです。


同じ枝を二つに切ったものだったのに、水も同じだったのに、一つは枯れて一つは枯れなかった、その分かれ目はいったい何だったのでしょう?










2016年7月18日月曜日

庭のめぐみ


草を刈っていたら、すももがまだ残っていたのに気がつきました。
順次、熟れているのです。
 

イチジクも大きくなっています。
すももは、植木屋さんにいただいたのが数本あり、木によって今年裏作の木もあれば、表作の木もあるようですが、イチジクはたった一本、今年は表作のようです。







2016年7月17日日曜日

タマムシ


このところ、晴れ渡るとぶんぶんうるさい音を立てて飛び回っているタマムシ。
申し訳ないなぁ、一匹捕まえてしまいました。


成虫になってからは何を食べて生きているのか、どのくらい生きるのかはっきりしていないというタマムシ。
部屋の中でしばし暮らしてもらって、スモモなどやってみましたが食べなかったみたいでした。部屋の中はあちこち探検せず、決まったガラス窓にとまるのが好きでした。







2016年7月16日土曜日

「俺たちの季節よ」


日中、とぎれることなくセミが鳴く季節になりました。
ニイニイゼミに続いて、ミンミンゼミの抜け殻です。


そうそう。そういうちょっと高いところで脱いだ方が、蟻にやられなくていいでしょう。
 

あちこちに、幼虫が出てきた穴も開いていました。
 

シャントヌが、インドではセミが鳴かない(いない?)と言っていました。
サラワクの熱帯林の中では、カーンという金属音のような、人間の耳がとらえることができるすれすれの音で、セミが鳴いていました。
暑さが倍加されるよう、でも、楽しく聞いています。






2016年7月15日金曜日

天国だったのに


家の北の、寝室からの犬猫の出入り口です。
昨年死んだ犬のアルシは、目が見えなくなり、耳も聞こえなくなっても、この出入り口から果敢に出入りし、ぐるっと回って南側の出入り口まで歩いたりしていました。
ところが、やはり目が見えず、耳も聞こえなくなったうなぎは、もともと臆病者でしたがこの数ヶ月、ここからあまり出入りしなくなってしまいました。

落下防止柵がなかったのと、二つの段差があるので、きっと落ちて、それで怖くなったに違いありません。というわけで、段差を一つなくしてスロープにして、柵をつけました。
そして、朝起きたとき無理やり頭を突っ込ませて外へ出し、やっと利用するようになりました。


脚が短い犬なので、草はこまめに刈っていますが、通路の奥の囲まれたところは、刈り払い機では方向転換もままならないところから、刈り残していたら、北側というのに、草が伸び放題になりました。


そこで、ひと刈りしたら、あらっ、カナヘビの卵が現れました。


よかった、殻が堅いのか、切れていません。
一匹で四個も産んだのかしら?産む前のお腹はどうなっていたんだろう?と思いながら、卵は通路の下の安全な場所に移しました。


いやぁ、きれいになりました。
これなら、脚の短い犬でも、難なく用が足せます。


もっとも、柵をしたので通路の途中では落ちないだろうし、あの囲まれた場所にうなぎが行くとは思えないので、カナヘビの天国にしておいた方がよかったのかもしれません。






2016年7月13日水曜日

山葡萄


あちこちに生えてくる山ぶどうですが、残しておきたいと思いつつ、たいてい刈ってしまいます。
手入れの行き届いていない、ベニカナメの生け垣だけは別天地、山ぶどう、ヘクソカズラ、カラスウリなどが、元気に絡まっています。


でも、山ぶどうの葉はおいしいみたい、日ごとに食い荒らされて、丸坊主になっていきます。


そして、きれいな枝は、あぁぁ、人間に摘まれてしまいます。









2016年7月12日火曜日

北海道の石


北海道ののらさんから、のらつうしんとともに、北海道の石が届きました。
わーい、人生初の北海道の石です。

かつて、ときおり北海道在住の人のブログを覗いていました。「ガラス浮きを見つけた」などという写真が載っているのですが、私の目は、いつも背景に転がる丸い石に釘づけ。いいな、いいな、丸い石の海岸は、と思っていました。
その北海道の石です。


のらさん、この石をバオバブの木に見立てていました。
大木の風情たっぷりです。
初山別漁港の近くの浜の石です。


そして、逆さにすると、一気に軽やかになって、ダンスする人になります。


これも、以前のらつうしんに載っていた石、やはり初山別の金比羅岬で拾ったもののようです。


卵石の中の一つ、ちょっと栗にも見えます。


うちの卵石たちと。
といっても、卵石の中に、フランスのセルロイドの卵が一つ、ケニアの木の卵が一つ混じっていますが。