室内ならまだしも、外で、植物を植木鉢やプランターで育てるのは、まったくの苦手です。
乾燥しすぎていないか、湿気があり過ぎはしないかなどと、ちゃんと管理する自信が、まったくありません。
でも昨年、なりゆきで、鬼岩タバコ、姫岩タバコ、岩シジャンと、
三鉢も手に入れてしまいました。
素敵な花屋さんに、
「土に降ろしても大丈夫ですよ」
と言われたのだけれどそれも心配でした。
土に降ろしたら、刈ってしまったり、踏んでしまったり、雑草に埋もれさせたり、抜いてしまったり、猪に掘り返さりと、何が起こるかわかりません。
それに、三鉢とも、半日影がお好みで、家から離れた林の中に植えたりしたら、それこそ、存在すら忘れてしまいそうです。
三鉢(つい最近ニリンソウが加わって四鉢)の中で、鬼岩タバコだけは、葉がしっかりしているのでまあまあ、わかりやすい。
ところが、あとの二つ、とくに岩シジャンはすっかり枯れてしまって、土も乾燥しやすく、死んでしまったかと思ったこともありました。
それが、三月になって、のぞくと、芽を出していました。
葉っぱが少し大きくなってから、枯れ枝を切ってやりました。
とりあえずホッとしましたが、土に降ろしてやった方がいいのか、このままでもいいのか、まだ悩むところです。
買ったときは素敵な葉があった姫岩タバコも葉を落として冬を越しましたが、新しい葉が出てきました。
それが、まるで緑の金平糖のような葉なのです。
鬼岩タバコも、姫岩タバコも季節外れに買ったので、まだ花を見たことがありません。
どんな花か、いまからワクワクしてしまいます。