2016年4月30日土曜日

ハイイロチョッキリにも逢いたいなぁ

夜のお菜にと、ちよさんちの畑のはずれにミツバを摘みに行きました。
その昔、畑でミツバを栽培したことがあるとか、毎年、忘れないで片隅に出てくるミツバです。


ミツバに乗っていたのは、ヒメシロコブゾウムシでした。
おやっ、触ったわけでもないのに、見ていたらぽろっと落ちて、死んだふりをしています。


私に気がついて落ちたのではなく、誤って落ちて、みっともないと恐れ入って死んだふりをしているのかもしれません。


少し、回転しましたが、まだまだお尻を見せているだけです。


じれったいので、お尻をつまんで起こしてみましたが、もちろん死んだふりを続けていました。
ミツバの上に落ちているのはコナラの花、落ち葉の季節と並んで、雨のように降ってきて、そこいらじゅうを埋め尽くします。犬にもくっつくし、いつまでも消えないし、いつのまにか消えてしまう桜の花に比べると、手間を取らせる花です。






2016年4月29日金曜日

侵入者

次の日には夫が退院するという、一昨日の夜、机の前に座っていると、突然ぶんぶんと言う羽音が響きました。
見ると、明かりの周りを飛び回っているのは、いつ室内に侵入したのか、スズメバチです。
「落ち着いて、落ち着いて」
踏み台用の椅子と蝿叩きを用意して、叩きやすいところにとまったら、一気に叩く心づもりをしました。そして、スズメバチが明かりから離れて、本棚の本の背にとまったとき、チャンスとばかり叩きました。最初の一打は、段差があってあたらなかったので焦りましたが、なんとかあたって、スズメバチは落ちて、おとなしくなりました。
「どこに落ちたんだろう?」
夜のことで、ざっと見ても見つかりませんでした。

しばらくして、バッグの中からカメラを取り出そうとしたら、なんとスズメバチが、バッグの中に落ちていて、しかもまだ動いていました。
慌ててバッグをいったん戸外に放り出しましたが、夜半には雨が降るという天気予報を思い出し、お財布もカメラももバッグの中ということもあるし、ゴミ袋を二重にしてその中にバッグを入れ、口をきっちり縛って、室内に入れ戻しました。


そして一晩経った昨日の朝、おそるおそる、バッグの中のものを、一つづつ取り出しました。


ほとんど取り出したとき、バッグの底に、スズメバチを見つけました。


やれやれ、戸外でも遭いたくないのに、室内で出遭ったりしたら、スズメバチには死んでもらうよりほか、道はありません。
 

 一安心でした。







2016年4月28日木曜日

傘をさしました


草を抜いていたら、小さな小さな破れ傘が目に入りました。


苔でしょうか?


と、調べたら、ゼニゴケの雌器托ですって。
下にゼニゴケが見えるなら簡単にわかりますが、全然見えません。






2016年4月27日水曜日

カエルくん


生まれたばかりだったのかなぁ、この子は動きが鈍くて、全然逃げません。


誰かに似ているなぁ。誰だったかしら?
この口元は、誰だったっけなぁ.....。


ニホンアマガエルのきれいな緑は、これまたたくさんいる寝ぼけた色のカエルたちより、ずっと素敵です。
アマガエルは、都市化に弱くて、田舎に住んでいます。






2016年4月26日火曜日


「春の恵みなのになぁ」
毎年のように、ワラビを食べないで過ごしてしまいます。


草を刈っていたら、ワラビが芽を出していたから摘んだのに、今年も結局食べませんでした。
重曹と熱湯をかけて、ただちょっと置いておくというだけの手間なのに、






2016年4月25日月曜日

咲いている!


はっと気がついたら、刈ってしまった花、もう一本生えていました。
 

でも、なんだかわからない。
野草図鑑を一ページ一ページ、丁寧に見たのに、わかりませんでした。


今年もいっぱい生えているキュウリソウ。


花が可憐なので、いつも、最初のうちは刈ったり抜いたりするのをためらってしまいますが、やがて、これでもかというほど見て、刈ってしまいます。


スミレは気まぐれ。
たいせつにすると育たず、条件の悪いところに生えるのが好きです。
枯れ草の間から、細い茎をグニャグニャ伸ばしていたので、枯れ草を取り除いてやったら、へたっと寝てしまいました。





2016年4月24日日曜日

咲いた!


一昨日のカクチョウラン(鶴頂蘭)。


もう蕾がすっかりふくらんでいました。

 
で、今朝見たら、うぉぉ、咲いていました。
 

なかなか、見事です。
一輪は開いていて、


一輪は半開き、そしててっぺんの一輪はまだ蕾のままです。


ちょっと、我が家には似合わない感じもありますが、葉が気に入っているのだから、いいのです。
もっともその葉は、お蕎麦屋さんの見事な葉に比べると色もよくないし、全然きれいじゃありません。
花が終わったら、油粕でもやりましょう。






2016年4月23日土曜日

桜を救出


草刈りしていて、地面の上に桜の花を見つけました。


イノシシに倒されてしまったのに、健気に咲いていたのです。


大丈夫かな?
草刈りを中断して、立ててやりました。


もし、花が咲いていなかったら、もう少し草が多い茂っていたら、気がつかなかったかもしれません。







2016年4月22日金曜日

シロヤマブキ

さて、いつもの年のように、庭の手入れは後手にまわってはいるけれど、何から手をつけたらいいのか。
昨日は思いついて、ヒメイワダレソウを植えてあるところに生えている雑草を抜くことにしました。


シロヤマブキの根元には、芽を出しているシロヤマブキもあります。双葉がちょっとかわいい。
縦横に茎が走って、ところどころから葉を出しているのが、ヒメイワダレソウです。


おやっ、シロヤマブキに混じってケヤキの赤ちゃんも。
シロヤマブキ、ケヤキ、キリ、センダン、クリ、フジ、コナラ、クヌギ、シラカシなどが庭や林の発芽率ナンバーワンを競っていますが、中でもケヤキはすごい。もし抜かなかったら、十年後には庭はケヤキで埋め尽くされていることでしょう。


ふと顔をあげたら、シロヤマブキが咲いていました。
「全然、気がつかなかったなぁ」
心に余裕がなかった証拠かもしれません。


コテンパンに切ってしまうので、花はちょっとしか咲いていません。







2016年4月21日木曜日

パクチー


我が家のパクチー保護区です。
越冬する、小さなパクチーを踏まないようにして、草も適当に抜いて、もう十年以上経った場所です。


越冬したパクチーは、暖かくなった今、競うように背を伸ばそうとしていて、その足元には春になって発芽した苗が育っています。
伸びたら、葉は細くなり、固くなり、あとは花が咲いて実が生るだけ、食べどきは今ですが、どちらかといえば貧弱です。
 

ところが、たい肥場の周りの草を刈っていて、大きく育った見事なパクチーをたくさん見つけました。


この春も、いろいろな山菜を食べそこなってしまいましたが、パクチーは見逃せません。


いろいろな料理がありますが、入院中の夫の大好物のヤム・ウンセンをつくりました。
半分は、病院に持って行きましたが、病室に、しばしパクチーの香りがただよったでしょうか。


春雨よりパクチーの方が多いような、ヤム・ウンセン、美味でした。








2016年4月20日水曜日

アミガサタケ


土地の境に植えたベニカナメが大きくなりすぎたので、それを切るために、ちよさんちの畑の草を、生け垣に沿って刈っていたら、アミガサタケがあちこちに生えていました。


きのこの命は長くありませんが、ちょっと盛を過ぎたところでしょうか。








2016年4月19日火曜日

生きていた!

秋に、広島のにしきおりさんが、被爆樹木のエノキを持ってきてくださいました。
ミズゴケに植えてあったので、ずぼらな私には管理が難しく、春まで待って地植えするようにと言われていましたが、冬の間に地植えしました。
もちろんまわりに杭を立てて、紐を張って、イノシシ対策をしたのですが、気がついたら掘り返され、エノキは根を見せて転がって、干からびていました。
同じように植えた、実生のコブシ、オリーブなども、軒並み掘り返されました。


もうだめと思いましたが、つくばいの横に植え直しておきました。
つくばいから水は溢れるし、家のすぐそばなので、イノシシも来にくい、もし生き返ったら、見っけものでした。


でも、春もたけなわというのに、木全体がいつまでも堅い感じで、葉芽も全然膨らまず、
「やっぱり、だめだったのか」
とがっかりしていました。
ところが今日、遠くからふと見ると、どことなく緑が感じられました。
まさか、まさか。


近づいてみたら、うおぉっ、葉が出てきた、生きていました。


大きくなる木ですから、別の場所に植えなくてはなりません。
さて、今度のイノシシ対策はどうするか。最近、植えた木の半分以上は掘り返されて枯れているので、嬉しくも頭の痛いことです。










2016年4月18日月曜日

包装して、どうするの?


いやだねぇ。
二階の展示室に行くと、種を入れたシャーレの上に得体のしれないものが落ちていました。
得体が知れないと言っても、カメムシの形をしたものです。でもどうして蜘蛛の巣みたいなものに包まれているのでしょう?


ひっくり返してみました。
蜘蛛は確かに網を張るけれど、それは虫を捕まえて食べるためのものです。虫をきれいに包み込んで、おっぽり出して、どうしようというの?
「わけ、わかんないよ」
謎の、カメムシ・ラッピングでした。








2016年4月17日日曜日

ムラサキケマン


hiyocoさんのブログで、ムラサキケマンが咲いているのを見て、我が家の坂の下に、咲いているかどうか見に行ったことがありました。
葉っぱはありましたが、蕾もない。それはいつ頃だったかと、hiyocoさんのブログを見直したら、なんと三週間も前のことでした。


天気予報で見る限り、東京も、hiyocoさんの住む湘南も八郷も、最低気温以外はそう変わりません。
でも、海風の吹く湘南や、コンクリートで固めたために夜の気温が下がらない東京に比べると、植物の感じ方にはずいぶん違いがあることがわかります。


ただ、ムラサキケマンはもう少し前から咲いていたから、二週間ちょっとの差でしょうか。


庭のタマリュウの中に生えてきた、これはムラサキケマンでしょうか?
「ここが好きならいていいよ」
と言うかどうか、花を見てから考えます。坂下より陽当たりはいいのに、なぜまだ花が咲いていないのでしょう?


ミツバアケビの花はまだ、


モミジイチゴの花はもう終わりそうです。