10月14日の写真です。
倒れていたハマユウの実をおこして反対側に倒し、直接土につかないようにしておいてやりました。
こちらは十分育って、もう茎から離れてしまった種、数日間干してから、近くに埋めてやりました。
あの、起こしてやった実はどうなったか?
見ると実は全部落ちて、茎も朽ち果てようとしていました。
実はどこへ行ったのでしょう?
周りに生えているシダやホトトギスを引き抜いてみましたが、なかなか見つかりません。やっと一つだけ見つかりました。
親株(木のように見える白い茎)の間にちんまりと収まり、これから生きていく気満々です。横に生えている葉っぱも、来年は大きな株になるのでしょうか?
ハマユウの実は、まだ熟れ切っていないときに土に着くと、腐ってしまう時があります。でも、実が重くなるころに茎が弱り、自然と土について繁殖するに違いありません。
早くに土について腐ってしまうとか、十分育って土に着地して繁殖するとか、そして川や海に転げ落ちて、波に乗って知らない浜にたどり着いて繁殖するとか、ハマユウの種には、いろいろな運命が待ち構えているようです。