2013年3月31日日曜日

サギゴケ


一生懸命咲く花に、好き嫌いを言うのは申し訳ない気がしますが、好き嫌いを言わせてもらえれば、サギゴケは一番好きな花の一つです。


素敵に咲きました。
一度、夏の暑い盛りに枯らしてしまったこともありましたが、そんなことがないよう、今は分散して植えています。
ご近所のSさんの親戚のYさんにいただいたものです。


冬の間、毎日霜柱が立っていたところは、やっと若葉が出て来たところ、


敷石の間は、石で暖められて生育が早いのであと一息です。


そして、咲き誇っているのは、軒下の霜の降りなかったところです。

2013年3月30日土曜日

春のきれい



トサミズキの花は、舞妓さんのぴらぴら簪のようです。


豪華絢爛な簪もあれば、


楚々とした簪もあります。


トサミズキを簪とすると、カツラの若葉はピアスのようです。


かわいいなぁ!
カツラは、若葉よし、緑葉よし、紅葉よし、一年中楽しめます。


2013年3月29日金曜日

古瓦

 

六年ほど前に、古い家を取り壊したときに不用になった明治期の瓦を、旧家からいただいて来ました。
きれいに草を刈ったところにとりあえず置いたのですが、月日がたち、そこだけ草刈りができないので、見苦しい姿になっていました。
草がわっと育ちはじめる前に何とかしないと、また一年そのままになってしまうので、先日から発掘作業に取り掛かりました。


ただ置いただけですが、蟻などが瓦の下の土を上に上にと運び、その間を蔓植物が通り抜け、瓦の下には空洞ができています。


やれやれ。


瓦屋さんに家の屋根を葺いてもらったときに出た切りくずも、何故だか取ってあります。


割れて、使いものにならないのがあったら、ほっとしたりして。


というのも、裏口を出たところに置いているのですが、掘っても掘っても出てきて、もう置き場所もなくなっているからです。
 

置いてあったところの草を刈ったら、なんてすっきりするのでしょう!


といっても、まだまだです。


がんばらなくっちゃ。


瓦と瓦の間で芽を出していたのは、フジでしょうか?
生命力の強い奴です。

2013年3月27日水曜日

林のたいまつ


さて、そろそろ植物が動き出す時がやってきました。
あまり繁茂しないうちにと、草刈り開始です。
と、もうマムシグサが咲いていました。

高々と首をもたげているのもあれば、


小さく寄り添って咲いているのもありました。


肉穂花序の先端が長く伸びているウラシマソウは、まだ姿が見えません。


2013年3月26日火曜日

ニリンソウ


知りませんでしたが、よく晴れている日でも、陽が高くなって暖かくならないとニリンソウは開きません。
先日、ニリンソウは五弁だと思っていたのに、六弁も七弁もあることに気がつき、後で写真を撮ろうと思ったことがありました。
ところが、それから曇天続きで、陽がさしたかなと思っても、よわよわしい日差しでは一向に開きません。


ずっとこんなままでした。

さて、今日は久しぶりの晴天です。今日こそ開くと楽しみに見ていましたが、やっとみんな開いたのは、なんとお昼すぎでした。


五弁、


六弁、


七弁。


毎年のように、ニリンソウの葉と間違えて、トリカブトの葉を食べて、中毒になったり、命を落としたりする人がいます。
そんなに似ているのなら、食べなきゃいいのに。よっぽどおいしいのでしょうか?

我が家のニリンソウは母からもらってもう十年くらい経ちますが、ちっとも増えません。だから、葉を食べるなんて、とてもとても、考えられないことです。
いつか葉を食べてもいいかなと思えるほど、増えるでしょうか?




2013年3月25日月曜日

しいたけ


「セシウムが40ベクレル/1kgで、基準値(100ベクレル)以下なんだけれど、嫌だったら捨てて」
と、しいたけをいただきました。
見事なしいたけですが、悩むところです。セシウムを吸収するというきのこ類は、原発事故以来、原発から140キロも離れたこのあたりで採れたものも、ずっと控えてきました。
ちょうど遊びに来ていた、伸び盛りの子どもには、もちろん食べさせません。

ホットスポットにお住まいの方を検査すると、体内セシウムが一年前と比べて全体では下がっているのに、下がっていない人は、家庭菜園や山のきのこなどを食べている人たちだそうです。 

国のセシウム許容の基準値は、当初の200ベクレルから100ベクレルに下げられましたが、100ベクレル以上あっても、洗ったり調理したりすれば半分以下になるとみなして、市場では売られているという話もあります。


何日か悩み、申し訳ないけれど、しいたけはやっぱり捨てました。
昨年は、やはりセシウムをよく吸収するという、庭のブルーベリーも食べるのを控え、おいしそうに育っているロ-ズマリーも食べませんでした。

さて、今年はどうしましょうか。




2013年3月24日日曜日

アメリカデイゴの春支度


落ち葉、もみ殻などかぶせておいたアメリカデイゴの木は、このところの強風続きでかなり吹き飛ばされ、枝が見えています。


もう、季節的にはいいだろうと、かぶせていたものを広げてやりました。


久しぶりに姿を現しました。
さて、今年も花は二度咲くでしょうか?花は咲いても実はならないでしょうか?

2013年3月23日土曜日

ホオノキの子


冬の間にと思っていたのに、忘れてしまうところでした。
昨年一年で30センチほどに育った、実生のホオノキの苗を、コナラの根元から掘り出して、のびのび大きくなれる場所に移してやりました。


家のテラスから眺められて、しかも山並みの眺望を邪魔しない場所に植えました。
といってもこれ、我が家の土地ではありません。勝手に篠竹や葛を切らせてもらった、他人さまの土地です。我が家の敷地は、生垣の向こうです。

今年はどれくらい伸びるかな?
楽しみです。

2013年3月22日金曜日

ぞくぞくと開花


あれっ、スモモの花は桜の後ではなかったかな?


今年は、もう華々しく咲いています。


旧暦三月三日のお雛まつりのころ咲く、ハナモモも咲きはじめました。


二日前には開花していなかったソメイヨシノも、


今朝見たら、ぽつん、ぽつんと開いていました。


もっとも、木全体を見ると、まだこんな感じですから、満開は一週間後くらいでしょうか。

2009年に、外国からの友人が、
「桜の時期に行きたいから」
と4月8日に到着のチケットを取ったと知らせてきました。
「そりゃ遅いよ。もう散っているよ」
と言っていたのですが、その年は開花が遅れて、彼らの滞在中、ずっと咲いていました。
いつもは遅いヤマザクラと一緒に咲く年もあるし、自然の摂理はいろいろです。


2013年3月21日木曜日

満開の木の下で


コブシが満開になりました。


細い苗木を買ったときには、こんなに育つとは考えてもいませんでした。


月曜日には強風が吹き荒れましたが、まだ三分咲きだったので、散るのを免れました。


昨日、近所のKくんのところに、仏領ポリネシア(タヒチ)からのお客さんがあり、一緒に遊びに来てくれました。満開のコブシが何よりのごちそうだったようです。

ところでタヒチから来た人の話では、かつてアメリカがマーシャル諸島のビキニ環礁で核実験をしたため、それに近い島々の人々には甲状腺異常者が、ものすごく多いそうです。

福島第一原発四号機は、さきの比較的大きかった地震(余震)で傾きが増したうえ、3月18日には配電盤にネズミが入り込み停電し、二十九時間も冷却システムを含む複数の重要装置が停止しました。
今でも、海、土、空気を汚し続けている四号機が地震で崩れると、大爆発が起こり、日本列島全土に人が住めなくなるだけでなく、北半球全体が汚染されてしまうそうです。
 一日も早く政治的決断をして、四号機を石棺で覆うことを切に願ってやみません。


2013年3月20日水曜日

春を味わう


お父さんと一緒に今日からインドに行く11歳の女の子が昨日、空港に行く途中で寄ってくれました。
すごい、すごい。初めての海外、しかもインドです。
もっともお父さんは、学生の頃ヒンディー語を専攻していたそうですから、インドは懐かしいところでしょう。といっても、目的地アフマダーバード(グジャラート州)も、バナラシ(ウッタル・プラデーシュ州)も、ヒンディーは通じないところではないかと、思われますが。
お母さんは、妹や弟の世話でお留守番だそうです。

さて、しばらく日本を離れる人に、何を食べてもらおうか。つくしはどうだ?
見に行くと出ていました。


約50本、このくらいなら、はかまを取るのは簡単です。


さっと茹でたら、もう食材っぽくなりました。
いつもそうですが、実際にお客さんがいらっしゃったらばたばたしてしまいます。
肝心の卵とじの写真を撮るのは、ころっと忘れてしまいました。


あとは、ノカンゾウの酢味噌和え。


庭のノカンゾウ畑、今が食べごろです。


これも写真を撮り忘れて、写真は食べ残ったものです。たはっ。
小学生にはメニューが渋すぎた?
いえいえ、これだけではなかったので、しっかり食べていただきました。