散歩しながら、夫が、
「つくしはもう出たかなぁ」
と言います。
「まだまだ」
彼が考えている場所のつくしは、あまり陽あたりが良くないためか、旬は四月です。
別の、陽あたりのいい土手でさえ、二本見つかっただけでした。
「フキノトウは出たかなぁ」
「ちよさんの畑のは遅いからねぇ。そうだ、我が家のは出てるかな?」
自分の家のより、他人の家のフキノトウの方が先に頭に浮かびます。
風通しが悪くなったせいか、昨年も貧弱だった我が家のフキノトウ、残念ながら今年は一本も出ていません。
「消えたかな?」
昨年から、なんとなくそんな気配がしていました。
もう一ヶ所、以前kuskusさんにいただいたバナナの周りにも蕗が生えていました。バナナの株についてきたものです。
何年経っても、バナナの株があまり増えないので、もしかしたら蕗と相性が悪いのではないかしら
と、昨年は草と一緒に刈ってしまいました。
おほっ、見に行くと、フキノトウは、いっぱい出ていました。
植物たちは、大切にしていても消えることがあるのに、根絶させようとすると、必ず増える傾向があります。
フキノトウはすぐ傷むので、売り物ならつぼみだけですが、摘んでそのまま食べるなら、少々伸びても、花が咲いても、量が多くなるだけ、おいしさには変わりありません。
バナナの周りの蕗は、そう多くはなかったはずなのに、昨年より増えています。
蕗味噌は美味でした。
2 件のコメント:
美味しそう!っと、
私も真似して作っちゃいました。
美味しかったです(^^)
mmerianさん
春たけなわのそっちにも、まだフキノトウ残っているんですね。
顔をのぞかせたら、見る間に伸びてしまいます。
あとはちよさんのフキノトウ(笑)。ここに来た時は打ち捨てられて、イバラや葛で足も踏み入れられなかった我が家の裏の畑ですが、何年か草を刈らしてもらったら、フキノトウや、みょうが、三つ葉、ウドなどが勝手に生えてきました。いまではちよさんちで草刈っています(笑)。
コメントを投稿