2015年11月29日日曜日

花芽


コブシが茂りすぎ、以前植えていた東京郊外から八郷に移植して初めて、かなり枝を落としました。
屋根には触れていなかったのですが、坂道を登ってきたとき、我が家の真西に位置する足尾山を隠してしまうので、下枝を落としたのでした。


それでも、今年もたくさんの花芽がついています。これから、冬の寒さを十分経験して、早春に開きます。


いつも、落ち葉はしばらく放置していましたが、春に、葉にカビ(サビ)が出て、ちょっと落葉しました。
幸いたいしたことはなくて、風通しの悪い下の方の葉だけでしたが、暖冬になって、カビが冬の間に死ななくなり、落ち葉で越冬するのが原因だと聞いたので、せっせと落ち葉を片づけています。
公園の木などは、薬剤を散布するみたいですが、それはしたくありません。
来春は、どうでしょうか。屋根がちょっと黒くなっているのは、コブシの葉から落ちるカビの仕業のようです。





2015年11月28日土曜日

トンビ


センダンの葉がほとんど落ちて、実が目立ちます。


見上げていたら、おや、


トンビが二羽、旋回しています。
「ピーヒョロロ」
と鳴きながら、気持ちよさそうに、高く上ったり、低く降りてきてみたり。
トンビは気流に乗って滑空するだけで、羽ばたくことはできません。


センダンと一緒に撮ろうとしたのに、あぁぁ、一羽だけ、しかも羽だけしか撮れませんでした。






2015年11月27日金曜日

彼岸花の葉


花どきの彼岸花もいいものですが、いまどきの彼岸花も、ふさふさと気持ちいいものです。


以前住んでいたところから掘ってきたものと、母が十年ほど前に自宅から持ってきてくれたものと、以前の家に植えてあった花桃を持ってきたとき、勝手についてきたものなどが混じりあっていますが、もとをただせば、全部息子たちと掘ってきた、武蔵野の彼岸花です。


木を切ってもらって、急傾斜で落ち込んでいるところの境目がはっきりしたうえ、下から上ってくる篠竹やクズの脅威の減った縁のところに、ずっと彼岸花を植えたらよさそうです。
もっとも、他人さまの土地ですが。

タマスダレのような、一年中消えない植物を植えると、草むしりが大変ですが、彼岸花は花も葉もないとき、刈り払い機できれいに草刈りできるので、管理は楽なのが嬉しいところです。






2015年11月24日火曜日

ないと思っていた


台所の片づけをしていたら、もう食べきったと思っていた昨年のウズラマメが出てきました。


上が今年のウズラマメ、下が昨年のウズラマメ、こんなに色が違います。

ウズラマメを煮ることには、よく失敗します。
時間がかかるので、他のことを並行してしていて、煮ていることを忘れ果て、ドロドロに崩したり、今日はうまく下煮できたと思っていると、味をつけて最後の仕上げをしているのを忘れて、焦がして炭にしてしまったりと、徒労に終わることが多いものです。


いつもタイマーを使って、タイマーを手もとから離さなければ、ちゃんと煮ることができるのですが。


一年以上経った豆ですが、柔らかくて、美味しくいただきました。







2015年11月23日月曜日

ヤドリギ


先日切ってもらった樫の木の中から、割らなくてもいい薪を集めていたとき、見つけました。
シダが生えています。


北側に生えていたのかしら?
 

朝日を浴びて、きれい!
いつまで、元気でいられるかな?





2015年11月21日土曜日

炭ができちゃった

樵さんの一群に切っていただいた木の枝を燃やしていた跡が、ユンボで枝を運んでもらったせいで土が混じっていたのか、こんもり高くなっていました。
元に戻そうと、燃えかすを取り除き、じょれんで均しました。


すると、焼けた土の下から出てきたのは、なんと炭でした。


もちろん、薪にならないような細い木しか燃やしていないので細い炭ですが、きれいなものです。土をかぶせられて、酸素が来ない状態で、蒸焼きになったのでしょう。


そうか、もともと、炭ってこうやって発見されたのですね。
それにしても、燃やしたのは一週間以上前なのに、まだ暖かいってどうゆうことでしょう?





2015年11月20日金曜日

遅すぎた!

勝手に生えた小豆の莢が乾いているのを、通りがかりに横目で見たのは、もう二週間も前のことでしょうか。もっと前だったでしょうか。
そろそろ収穫どきと思いながら、あれこれ忙しくしていて、昼間はすっかり忘れてしまいます。夜中に目が覚めたときなど、ふと思い出して、「明日こそ」と思うのに、朝になったらすっかり忘れることの繰り返し、小豆はそのままになっていました。

昨日、薪を切る仕事が一段落ついて、やっと、昼間に小豆のことを思い出しました。
慌てて行ってみると、影も形もありません。


よく見るとありましたが、葉はすべて落ち、茎は寝ています。


莢はどれも真っ黒で、カビが生えかけています。
寝てしまったため、朝露が乾く暇もなく、朽ちようとしていました。


豆も、はや落ちてしまっているのもあります。


それでも、
「このあたりに生えていたはず」
と目を凝らして手を伸ばすと、茎が何本か見つかり、莢もついていました。


やれやれ。
なんとか少し収穫できましたが、腐っていたり、虫にやられていたり、実は半分も入っていません。


水分を含んで、膨らんだ小豆。


長い間取っておけそうにはありませんが、一度お汁粉をつくるくらいはあるでしょうか?
種は勝手に落ちたのが勝手に来年も生えてくれるだろうから、残しておく必要はありませんが。







2015年11月19日木曜日

密かにスズメウリ


新しい薪を積むために、この冬燃やせる薪を、ネコ車に乗せて別の場所に移していました。
おやっ、何か白い玉があります。 いやだ、虫の卵かしら。


スズメウリの実でした。
密かに生えて、密かに実をつけていました。それにしても、茎の細いこと。


いつもスズメウリが生える場所は、今年は手つかず、オカメザサとコクマザサが覆い茂って、とんでもない、足を踏み入れることもできないところになっています。
この冬、なんとかできるかどうか。









2015年11月18日水曜日

ニシキギ

 
マユミほどのかわいさはないけれど、ニシキギの実も風情があります。


といっても、テラスのところに植えたニシキギは、今年は一つも実をつけませんでした。
理由は?
軒下に植えていて雨がかからないのに、水遣りをしなかったからです。


これまで大丈夫だと思っていたけれど、西から吹きこむような雨が、今年は少なかったのでしょう。
これから水遣りに気をつけることにします。
かわいい実が見たいから。







2015年11月17日火曜日

ビワの花


もう何年前になるかしら、ときおり家の建設を手伝ってくれる、町に住むKさんが、
「息子と一緒に庭に蒔いた種が芽を出して。ここなら植える場所があるかな?」
と持って来てくれたビワの木に、昨年から花が咲きだしました。


季節外れ感のあるこの季節に、地味に咲くビワの花。


虫も少なくなっているというのに、いったいなぜ今なのか、毎年不思議に思います。


昨年は、花は咲いたけれど、貧弱な実しか生りませんでした。
今年は期待できるかな?







2015年11月16日月曜日

見つけたぞ!


また、ゴンズイを見つけました。


実はきれい、いじけていません。


でも、木は大きく傾いでいます。
ゴンズイは、どんなところに生えてもまっすぐ伸びます。傾いでいるのは、松が自然に倒れたとき、ツタやクズが絡みついていて、引っ張られたのでしょう。


幹は曲がってしまったけれど、そのおかげでよく日があたり、いじけていない実が生ったのでしょう。
何が幸いするか、しないか、予測はつけがたいものです。






2015年11月15日日曜日

柑橘の季節


Yさんからいただいた、「ゆずとレモンのあいのこみたいなもの」です。
ひゃぁぁ、美しい!このまま飾っておきたいくらいです。


今夜は水炊きにしてして、これをふんだんに使ってみましょうか。







2015年11月13日金曜日

寂しい干し柿

昨年の我が家の干し柿は、豪勢極まりないものでした。ご近所のKさんの家から300個ほどの渋柿をいただき、何日もせっせと皮をむき、居間の前だけでは足りず、書斎の前までずらっと吊るしました。

ところが、Kさんの家では今年はまったく不作。少しは生っていますが、Kさんのお隣のOさんが柿酢をつくりたいだろうと、遠慮しました。


というわけで、今年は生協で買った10個だけ。


干すのは簡単だったけれど、干し上がる前になくなってしまいそうな寂しさです。
農産物直売所に行けば渋柿を売っていますが、今年はこれだけでやってみましょうか。






2015年11月12日木曜日

ゴンズイ


樫の枝を燃やしていたら、樫の枝に混じってゴンズイの実が一枝落ちていました。
 

樫の木を切ったとき、樫の陰になって、ひょろっとまっすぐ伸びていたゴンズイに気がついていました。
樫が倒れてもまっすぐに立っていたので、生き残るかなと見ていましたが、枝が横に張ったミズキを切ったとき、下敷きになって曲がってしまいました。

ここは、放棄された山裾で、一段下がっているので、我が家からは見えません。でも、近寄ってのぞくと見苦しいので、時間があれば足元を少しきれいにしたいと思っています。
曲がったゴンズイは、放っておいて、まっすぐになれるでしょうか?





2015年11月10日火曜日

マユミ

明暗が分かれました。一本のマユミは、虫にさんざん葉を食べられて、実は一つもつきませんでした。けっこう陽あたりのいい木です。


もう一本は長く篠竹とクズに覆われていた木で、7、8年前に救出したものの、毎年残りの藪から伸びてくるクズが執拗に登り、今年も一部登られてしまいましたが、木全体が桃色に染まっています。


虫で全滅した木からそう遠くは離れていませんが、虫に見つからなかったようです。
こんなに見事に実をつけたのは初めてです。