2014年6月30日月曜日
2014年6月28日土曜日
2014年6月27日金曜日
カラムシ発見!
アンギン編みを調べていた過程で、カラムシの写真をたくさん見ました。
「これって、なんか見たことがあるような?」
そう思っているうち、ふと我が家の庭や林の中に生えている植物が、カラムシではないかと気がつきました。
どこにでも生えていて、刈ってもすぐ大きく育ち、いつも邪魔にしていた植物でした。
『日本の野草』(山渓カラー名鑑、山と渓谷社、2009年)でカラムシを調べようとすると、イラクサ科カラムシ属の植物は、アオカラムシ、ヤブマオ、コアカソ、アカソしか載っていません。
そして、アオカラムシは栽培種のカラムシが野生化したものとの説明があります。また、母種のカラムシには葉の裏面に綿毛が密生しているが、アオカラムシには綿毛がないとも書いてあります。
あたりに生えているものには、葉の裏に綿毛が生えているので、カラムシだと思いますが、ヤブマオの可能性も捨てきれません。ただ、花の写真を見ると、カラムシの花に似ていたと思いますが、まだ花の季節ではないので定かではありません。
石を置いてあるので、刈り払い機を使うことができず。手で刈ろう刈ろうと思っていながら手が回らなかったところのは大きく育っています。
また、我が家の下の公道の脇には、アカソがたくさん生えています。
ここの梅林は、かつてはよく手入れされていましたが、いまは放置されてしまったので、眠っていたアカソが出てきたのかもしれません。
先日、道端だけ草を刈ったのですが、アカソだけは刈らないで残しておいたものです。
アカソは茎が赤いのが特徴で、『編布(アンギン)の発見-織物以前の衣料』( 滝沢秀一著、つなん出版、2005年)には、アカソの繊維も糸として使われていたと書いてありました。
日本での木綿の歴史は短いものです。
木綿以前は、身の回りの植物から繊維を採って衣類がつくられました。
もしかしたら縄文の頃から、宿根草であるカラムシやアカソたちは、ここに生え続けていたのでしょうか?
古代人がとても身近に感じられます。
「これって、なんか見たことがあるような?」
そう思っているうち、ふと我が家の庭や林の中に生えている植物が、カラムシではないかと気がつきました。
どこにでも生えていて、刈ってもすぐ大きく育ち、いつも邪魔にしていた植物でした。
『日本の野草』(山渓カラー名鑑、山と渓谷社、2009年)でカラムシを調べようとすると、イラクサ科カラムシ属の植物は、アオカラムシ、ヤブマオ、コアカソ、アカソしか載っていません。
そして、アオカラムシは栽培種のカラムシが野生化したものとの説明があります。また、母種のカラムシには葉の裏面に綿毛が密生しているが、アオカラムシには綿毛がないとも書いてあります。
あたりに生えているものには、葉の裏に綿毛が生えているので、カラムシだと思いますが、ヤブマオの可能性も捨てきれません。ただ、花の写真を見ると、カラムシの花に似ていたと思いますが、まだ花の季節ではないので定かではありません。
石を置いてあるので、刈り払い機を使うことができず。手で刈ろう刈ろうと思っていながら手が回らなかったところのは大きく育っています。
また、我が家の下の公道の脇には、アカソがたくさん生えています。
ここの梅林は、かつてはよく手入れされていましたが、いまは放置されてしまったので、眠っていたアカソが出てきたのかもしれません。
先日、道端だけ草を刈ったのですが、アカソだけは刈らないで残しておいたものです。
アカソは茎が赤いのが特徴で、『編布(アンギン)の発見-織物以前の衣料』( 滝沢秀一著、つなん出版、2005年)には、アカソの繊維も糸として使われていたと書いてありました。
日本での木綿の歴史は短いものです。
木綿以前は、身の回りの植物から繊維を採って衣類がつくられました。
もしかしたら縄文の頃から、宿根草であるカラムシやアカソたちは、ここに生え続けていたのでしょうか?
古代人がとても身近に感じられます。
2014年6月26日木曜日
強い花
一昨年、道端でオカトラノオの小さな根つきを三つほど掘って来たことがありました。
「どこに植えよう?」
我が家の庭は作業棟を建設中なのでまだ流動的、うっかりしたところに植えると、いつ掘り返されたり、石や材木を置かれたりするかもしれません。
「そうだ、ジンジャーの脇はどうだろう」
フィリピンのマニラで留めていただいた家の庭からいただいてきたジンジャーは、よい香りの花を咲かせます。
しかも、我が家の植物の中では、ジンジャーは破格の待遇を受けていて、最初に植えたところから動かされることもなく、コンクリートの低い塀で囲われ、高く伸びたのが倒れないように、パイプを渡した倒伏留めまであります。
昨年春、オカトラノオが芽を出したので楽しみにしていたところ、しばらくして見ると、跡かたもなく消えていました。
「ジンジャーの中に生えていた草にさわった?」
「ああ、全部抜いたよ」
なんということでしょう。めったに草むしりなどしない夫が、雑草と思って全部抜いてくれたのでした。
おかげで、昨年はオカトラノオの葉も花も見ることもありませんでした。
「今年は出てくるかな?」
五月の終わりごろの写真です。
建設現場のすぐわきですから、めちゃくちゃいろいろなものがはみ出していて、草も生え放題です。
それでも、ジンジャーと共に、オカトラノオも芽を出していました。根が生き残っていたのです。
元気に育つよう、草をむしってやりました。
それからほぼ一ヶ月、オカトラノオは元気に伸びて、蕾をつけていました。
うっそうと木が生い茂って、半日陰のSさんの庭では増えすぎて持て余しているというし、日差しを遮るもののない、かんかん照りの道端でも元気に育っているし、他の草が丈高く覆い茂っているところでもかまわず育っているくらいだから、オカトラノオはもともと何でもありの、生命力のつよい植物なのでしょう。
今朝見ると、花が咲きはじめていました。
やっぱりかわいい。 私は好きです。
まだ一輪だけど、続々と咲くことでしょう。
いつか、Sさんの家のように持て余すかもしれないけれど、しばらくは楽しむことにします。
なんてったって、コンクリートの塀で守られているのですから、ちょっとやそっとではなくなりません。
「どこに植えよう?」
我が家の庭は作業棟を建設中なのでまだ流動的、うっかりしたところに植えると、いつ掘り返されたり、石や材木を置かれたりするかもしれません。
「そうだ、ジンジャーの脇はどうだろう」
フィリピンのマニラで留めていただいた家の庭からいただいてきたジンジャーは、よい香りの花を咲かせます。
しかも、我が家の植物の中では、ジンジャーは破格の待遇を受けていて、最初に植えたところから動かされることもなく、コンクリートの低い塀で囲われ、高く伸びたのが倒れないように、パイプを渡した倒伏留めまであります。
昨年春、オカトラノオが芽を出したので楽しみにしていたところ、しばらくして見ると、跡かたもなく消えていました。
「ジンジャーの中に生えていた草にさわった?」
「ああ、全部抜いたよ」
なんということでしょう。めったに草むしりなどしない夫が、雑草と思って全部抜いてくれたのでした。
おかげで、昨年はオカトラノオの葉も花も見ることもありませんでした。
「今年は出てくるかな?」
五月の終わりごろの写真です。
建設現場のすぐわきですから、めちゃくちゃいろいろなものがはみ出していて、草も生え放題です。
それでも、ジンジャーと共に、オカトラノオも芽を出していました。根が生き残っていたのです。
元気に育つよう、草をむしってやりました。
それからほぼ一ヶ月、オカトラノオは元気に伸びて、蕾をつけていました。
うっそうと木が生い茂って、半日陰のSさんの庭では増えすぎて持て余しているというし、日差しを遮るもののない、かんかん照りの道端でも元気に育っているし、他の草が丈高く覆い茂っているところでもかまわず育っているくらいだから、オカトラノオはもともと何でもありの、生命力のつよい植物なのでしょう。
今朝見ると、花が咲きはじめていました。
やっぱりかわいい。 私は好きです。
まだ一輪だけど、続々と咲くことでしょう。
いつか、Sさんの家のように持て余すかもしれないけれど、しばらくは楽しむことにします。
なんてったって、コンクリートの塀で守られているのですから、ちょっとやそっとではなくなりません。
2014年6月25日水曜日
梅紫蘇酵素ジュース
昨年もそうでしたが、余所の梅はさっさといただいたのに、自分の家の梅は採り期を逃しそうになってしまいました。
移植後、木が弱っていたので実は多くはありませんでしたが、木が生きていてくれただけで、もう大満足の梅です。
さて、梅の実は全部でも500グラムちょっとしかありませんでした。坂の下の梅林でもう少し貰って来て足そうかどうしようかと考えていたら、ふとよいことを思いつきました。
「そうだ!シソを足して、梅シソ酵素ジュースをつくろう!」
酵素ジュースづくりがすっかり癖になっていますが、こんなにジュースをたくさんつくって飲むのでしょうか?
さっそく農産物直売所で赤シソを買ってきました。
葉だけでなく、茎も捨てずにぶつぶつ切りました。
シソは200グラムくらいですがかさばって、大きなボウルいっぱいあります。
梅は三つに切りました。
砂糖と交互に詰めましたが、ぎゅうぎゅう押して、ビンの口近く、やっと収まりました。
これが夕方で、
夜寝る前に見たら、もうだいぶぺしゃんこになっていました。
次の朝、さらに嵩が減っています。
初めて、手を突っ込んでかきまわしたら、もう梅酵素ジュースとビワ酵素ジュースと同じほどの高さになりました。
ちなみに、梅酵素ジュースは細かい泡がいっぱい出て来たので、今朝漉して、焼酎が入っていたビンに移し替えました。しなびた梅もおいしく食べられます。
我が家の酵素ジュースたちは、ジュースとしては飲まれず、焼酎のお伴となって消えていことでしょう。そんなとき、もしかしたら色の鮮やかさで、梅シソ酵素ジュースがもっとも人気を博すかもしれません。
2014年6月24日火曜日
2014年6月23日月曜日
山椒ご飯
実山椒の塩漬けをつくりましたが、食べ切れるかどうか、ちょっと心配していました。そのまま冷凍して、まったく食べなかった前科があります。
おりもおり、夫の古い友人の熊井さんご夫婦が来たとき、実山椒の炊き込みご飯を持って来てくれました。
「おいしい!」
私も今年は塩漬けをつくったことをお話ししました。
「実は何回茹でこぼした?」
「一回だけ」
「じゃあ、刺激が強すぎるかもね。五回くらい茹でるといいのよ」
「茹でる回数によって、刺激がなくなるようだよ」
とご夫婦が口々におっしゃいます。
山椒の、刺激の強すぎるのは困ります。
「若くて柔らかいいうちに採った?」
「ううん、まん丸くなるまで、ずっと待ってた」
「それじゃあ、刺激が強すぎるかもね」
「若い実の方が、食べやすいよ」
熊井家では、一度茹でた若い実を冷凍しているそうです。
後日、塩漬けの実山椒で、炊き込みご飯を試してみました。
一合につき、大匙一杯ほどの実山椒を、塩抜きと刺激抜きを兼ねて二度茹でこぼしました。
味つけは、「実が入り過ぎている」と聞いた時点で諦めていたので、しっかり聞いておきませんでした。
まあいいや、塩漬けだから塩加減も違うだろうと、米一合につき、醤油大匙一杯弱、みりん大匙半杯ほど入れて炊きました。
おいしい!
もう少し実山椒が多くてもいけそうです。いただいた炊き込みご飯より、もしかしたらマイルドだったかもしれません。毎日でも食べたくなる、癖になる味です。
「あっ、いけない!」
二度ほど山椒ご飯を炊いてから、思い出しました。
「オリーブオイルをちょっと垂らすのが、おいしくするコツ」
と言われていたのに、すっかり忘れていたのです。
今度炊く時は、忘れずにオリーブオイルを加えてみます。
2014年6月22日日曜日
受難のバナナ
以前、kuskusさんにいただいたバナナの株は、今年は芽が出て来ないので、枯れたものと思っていました。
ところが、春も遅くなってから30センチほどに延びた新芽を見つけました。
「なんだ、今年は遅かっただけだったんだ」
安堵してからしばらく経って見ると、新芽は跡かたもありません。やっと理解しました。
日あたりが悪いから生えて来なかったのではなかったのです。出てきたそばから、イノシシに食べられていたのです。
そう言えば、タイの農村では、一度実が生ったバナナの茎を切り倒したとき、刻んで豚の餌にします。古い幹でも十分おいしいのですから、若い幹ならイノシシはきっと大好物でしょう。
味を知られたからには、その場所に植えておくわけにいきません。
幸い、また小さい芽が顔を出していたので掘りました。
十分深く掘ったつもりでしたが、移植先で 土を落としてみたら根がついていません。
たぶん、冬の寒さをしっかり回避できるよう、ランナーを深いところに走らせているのです。
一応植えてみましたが、根づくかどうかわかりません。
もう、新芽はないか、去年の株の近くをさがします。
ありました。小さくて、しかもイノシシに踏みつけられたのか、いじけています。
今度は慎重に、外堀を掘ります。
まだまだ。30センチ以上掘ったでしょうか。
やっと根っこらしいものが見えてきたので、親株との間にスコップを入れました。
下に端、左から三分の一のところに白い丸が見えるのが、親株からのランナーを切ったところです。
いやはや、根までが深い。
また、深い穴を掘って植え直しました。
しかし、移植した次の日、バナナに覆いかぶさるようにして鉄骨が置かれていました。
「わっ、もっと手前に引いてよ」
「引けないよ。そうしたら軽トラックが通れないもの。だいたい無理だよ、そんなところに植えるの」
「もおぅ、私がきれいにしたところに、必ず侵入するんだから」
「いろいろ、予定があるんだからさぁ、植える前に相談しろよ」
「じゃあ相談するけど、どこに植えたらイノシシが来ないというの?」
「.....。まあ、いまんところ無理だな」
「あぁあ」
相談にもなにもなりません。前門のイノシシ、後門の夫です。
なんだかんだで、再移植が遅くなりました。
ぎりぎり、鉄骨から外れている、根がなかった方は、ここで良しとしました。鉄骨にさび止めを塗るときだけ気をつければいいのです。
もう一本は完全に覆いかぶされていたので苦労して掘り出しました。けっこう根が深いからです。そしてちょっとずらして植えました。
当分様子見です。
ところが、春も遅くなってから30センチほどに延びた新芽を見つけました。
「なんだ、今年は遅かっただけだったんだ」
安堵してからしばらく経って見ると、新芽は跡かたもありません。やっと理解しました。
日あたりが悪いから生えて来なかったのではなかったのです。出てきたそばから、イノシシに食べられていたのです。
そう言えば、タイの農村では、一度実が生ったバナナの茎を切り倒したとき、刻んで豚の餌にします。古い幹でも十分おいしいのですから、若い幹ならイノシシはきっと大好物でしょう。
味を知られたからには、その場所に植えておくわけにいきません。
幸い、また小さい芽が顔を出していたので掘りました。
十分深く掘ったつもりでしたが、移植先で 土を落としてみたら根がついていません。
たぶん、冬の寒さをしっかり回避できるよう、ランナーを深いところに走らせているのです。
一応植えてみましたが、根づくかどうかわかりません。
もう、新芽はないか、去年の株の近くをさがします。
ありました。小さくて、しかもイノシシに踏みつけられたのか、いじけています。
今度は慎重に、外堀を掘ります。
まだまだ。30センチ以上掘ったでしょうか。
やっと根っこらしいものが見えてきたので、親株との間にスコップを入れました。
下に端、左から三分の一のところに白い丸が見えるのが、親株からのランナーを切ったところです。
いやはや、根までが深い。
また、深い穴を掘って植え直しました。
しかし、移植した次の日、バナナに覆いかぶさるようにして鉄骨が置かれていました。
「わっ、もっと手前に引いてよ」
「引けないよ。そうしたら軽トラックが通れないもの。だいたい無理だよ、そんなところに植えるの」
「もおぅ、私がきれいにしたところに、必ず侵入するんだから」
「いろいろ、予定があるんだからさぁ、植える前に相談しろよ」
「じゃあ相談するけど、どこに植えたらイノシシが来ないというの?」
「.....。まあ、いまんところ無理だな」
「あぁあ」
相談にもなにもなりません。前門のイノシシ、後門の夫です。
なんだかんだで、再移植が遅くなりました。
ぎりぎり、鉄骨から外れている、根がなかった方は、ここで良しとしました。鉄骨にさび止めを塗るときだけ気をつければいいのです。
もう一本は完全に覆いかぶされていたので苦労して掘り出しました。けっこう根が深いからです。そしてちょっとずらして植えました。
当分様子見です。
2014年6月21日土曜日
ビワ酵素ジュース
小粒ですがビワが生りました。
生りはじめてから二年目です。
毎日おいしくいただいていましたが、ビワでも酵素ジュースをつくってみることにしました。
思ったよりたくさん砂糖の買い置きがあって、梅には足りましたがいよいよ底をつき、近くのコンビニで買ってきました。
コンビニには、以前は精白していない砂糖も置いてありましたが、誰も買う人がいなかったのか、このごろは白い砂糖だけしか売っていません。
白い砂糖を使うのはまったく久しぶりです。
もっとも、市販のお菓子は全部白い砂糖でつくっているのですから、家で精白していない砂糖を使うのも、気休め程度のことかもしれません。
それでも、白い砂糖は目にまぶしく映ります。
切ったビワは、砂糖と交互にビンに入れます。
砂糖の量も、よいとされる110%にしてみました。
つくったばかりのビワ酵素ジュースと、五日目の梅酵素ジュースとの比較です。
一日目の夜。
二日目の朝。
二日目の夜。
ビワはすっかりしなびています。
ビワの種からもエキスが出てくれるといいのですが、短期間で出るでしょうか?
ビワにも酸味がありますが、梅ほどではありません。かき混ぜた後の手をなめてみると、砂糖の味がするだけで、全然おいしくありませんでした。
ところが、三日目の朝ぐらいから、おいしくなってきました。
しめしめ。だいぶビワの嵩も小さくなっています。
梅酵素ジュースは、まだ小さな泡は出てきませんが、明日で一週間経ちます。
もう十分おいしいのですが、漉すタイミングがわかりません。もうちょっと置いてみます。
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