一つの大工仕事が終わると、いつもながら次は何をしようかと考えます。
左官仕事は大きな懸案事項なのに、はじめる気がしません。
「秋になったら」とか「春が来たら」といつも先延ばしにしているので、ますます億劫になります。
さて、ホールの扉の上をふさぎ終わって、
「次は何をしよう?」
とりあえず、何かに足を踏み出す気持ちになるまでは庭仕事、枯れたシランを取り除くことにしました。
シランを植えている場所は、簡単に柵を立てていますが、刈れたのを早く刈り取ると、踏まれたりするので、ぎりぎりまで残しておきます。
おやっ、カマキリが卵を産みつけています。
「どうする?カマキリ」
「どうしようか? トラ」
まぁ、仕方ありません。
カマキリさまのために、特別な計らいをさせていただきました。
シランは頭をのぞかせて、春遠からじです。