ナンバンアカアズキ(
Adenanthera pavonina)との初めての遭遇は、友人のお土産でした。まだ、海外への渡航が制限されて難しいころ、友人はインド、パキスタン、内戦がはじまる前のアフガニスタン、トルコなど、誰も行ったことのないような国々へのツアー(月収の何倍?とても手の出ないような高いツアーでした)に参加して、ナンバンアカアズキに象の骨で、小さな小さな象を彫った蓋をつけ、蓋を開けると、中には薄くて小さい縦横3mmほどの象が10頭くらい入っているお土産をくれたのでした。
その飾り物は、もちろん今でもたいせつにとってあるのですが、なにせあまりにも小さくて、どこに入れたか、ときどき遭遇するのですけれど、「今、見たい」と言って簡単には出てくるものではありません。
その後インドで、私も同じつくりの象を見たり手に入れたりしましたが、時代も違っているせいか、象の彫り方も雑、中に入っている象も厚みが厚くて、少ししか入っていませんでした。
それから、何回かナンバンアカアズキとは出会ったのですが、はっきり思い出せるのはマレーシアでの情景です。確かクアラルンプールの町中、バスを待っていたのですがふと見ると、街路樹がナンバンアカアズキで、歩道に赤い実がいっぱい落ちていました。
もちろん、夢中で拾ってしまいました。
ナンバンアカアズキは何年たっても色が落ちません。とてもかわいい種の筆頭に挙げられる種だと思います。
6 件のコメント:
今日、植物園へ行ったらナンバンアカアズキを実を小さな瓶に入れて
販売していました。私は懐かしい記憶がよみがえってうれしくなって
買ってしまいました。
わたしの若いころインドのお守りということで日本の雑貨屋さんのようなところに
売っていました。
それは、コメントの通り、実に小さな蓋がしてあってその中に象らしいものがはいっていました。
なぜか、すごく気に入ってお守りとしていましたが、とにかく小さいので失くしてしまったのですが
ところが、関西のどこかへ旅行に行ったときに偶然みつけて買いました。
でも、やっぱりどこかへいってしまって探せばどこかから出てくるのかなと思いながら
どうも失くしてしまったようです。
今回は実だけで中の象はいませんがでも、アクセサリーとかに使えそうです。
たしか中に象さんがいたはずだと思って検索していたらこのブログに当たり
やっぱりそうだったんだと思いました。
相思相愛のシンボルだそうですが、私にはなつかしくて心が温かくなるお守りです。京香
京香さん
初めまして。コメントありがとうございました。
ナンバンアカアズキは可愛いですよね。これを書いたときには、たぶん象の入ったのが見当たらなくてUPしなかったのだと思いますが、後にUPしています(http://manekineko44.blogspot.jp/2010/02/blog-post_16.html)。しかもこのときは、昔のたくさん入っている方を見つけて、ちょっとしか入っていない方は見つけていなかったのですが、また両方姿を隠しています(笑)。
透明なガラスケースのようなものに入れておかないとだめですね。大切にしているので、なくしてはいないと思いますが、小さな箱に入れて、箱がたくさんあって、どれを開けても見つからないときは見つかりません。そして、他のものをさがしているときにひょっこり見つかったりします。
このブログは自分の持っている熱帯の実や種を記録しておこうとはじめたものですが、とっくに手持ちがなくなって(笑)、今では身近なものしかUPできていませんが、また遊びに来てください。
ちゃんと気づいていただいてコメントどうもありがとうございます。
しかも、ふたと中の象さんの画像見ました!感激です!!
あの時はどうしてこんな小さいものができるんだろうと不思議で
たまりませんでした。
あ~、なつかしい。どこへやってしまったんだろうという感じです。
ちょっと家探ししてみようかなという気持ちになってきました。
ほんとにありがとうございます。京香
京香さん
ときおり、どうしたことか見忘れてしまうことがありますが、メールで送られてくるので、たいていは見逃しません。象さんの記事、「確か書いたはず」と見つけて、見ていただけてよかったです。過去の記事はラベルでさがすのですが、実はラベルのつけ方が悪くて、直すとなると全部ひっくり返さなくてはならず、不便しています。やれやれ。
お引っ越しなさっていないなら、象さんきっと出てきますよ♪私は何度も引っ越しをしたので、小さいものはよく。包装紙とともに捨ててしまったりして失われますが(笑)。
これからも、何かあったら気軽にコメントしてくださいね。
私は「確か春さんがてんぷらついて書いていたはず」と記事を探す時は「八郷の日々 てんぷら」とググって探します。ピンポイントで探したい場合はこれが早いです。自分のブログでもタグ(ラベルと同じ機能)を管理しきれず早々に止め、記事を探す時はキーワードで記事検索しています。カテゴリー分けやラベリングは難しいですよね~。決まったカテゴリーだけを読みたい人にはとても親切ですが。。。
hiyocoさん
そうなんですよね。何だったかな。あっ、そうだ!先日「瀬戸の招き猫」だっかかな、別のものだったかな。見たいものがあったのでググって画像にしたら、関係ない私の記事の写真までいっぱい出て来ました(笑)。
そんな経験をしているのに、何かを探さなきゃと思ったら、すっかり忘れて、「ああぁ、400個か」と思いながら、最初から紐解いてしまいます。ばかですねぇ。
今度から、hiyocoさんの方法にします。ってか、いつも参照のときなど紐解いて、でも見逃しての連続でした(笑、笑)。
コメントを投稿