2011年2月26日土曜日

ペルーの豆





食品庫の掃除をしていたら、トウモロコシの額縁をつくったときに、額に入りきらなかった種を入れたビンが目に入りました。
「ペルーのお土産にも、豆があったなぁ」と、ビンをひっくり返してみてびっくり、灰色の粉がわっと出て、ビンの底にも、その粉が厚く溜まっていました。
トウモロコシが、小さな虫に食べられています。

見たところ、形は保っているのですが、軽い!




薄い皮一枚残っているだけで、中がすっかり食べられているものもありました。

知らずに放っておいたら、もっと食べられてしまうところでした。やれやれ。




さっそく掃除をして、まだまだ夜は冷えるので、しばらく外に放置して、夜の冷気で虫を殺します。




ペルーの豆の中には、ガーナの豆には入ってなかった、そら豆と、えんどう豆がありました。
そら豆とえんどう豆は、エチオピアの高地でも栽培されているのを見ましたから、どうやら温帯でなかったら、涼しい高地で育つようです。




左の金時豆のようなインゲン豆は世界中どこででも見かけますが、右のヒラマメは、日本ではほとんど見かけない豆です。




虫にやられなかったトウモロコシは、いつまでも色鮮やかです。




それにしても、「額縁の方は、大丈夫かしら?」




ガラスを外して、点検してみましたが、異常なしでした。





2 件のコメント:

makino さんのコメント...

トウモロコシの額縁、すてきですね
私も自分のコレクションをきれいにディスプレーしたいなー、とは思っているのですが、なかなかうまい方法が思いつかず、その間にも袋や箱に入れっぱなしの標本がどんどん増えていく一方でして・・

ところで、穀物に付いた虫は夜の冷気くらいでは死なないのではないかと思うのですが

さんのコメント...

makinoさん
トウモロコシや豆のように、形がある程度一定で、潰れない種は、額縁にすると、見やすいですね。
厚みのある額縁を、種に合わせて底上げして、仕切りはホームセンターや画材屋に売っている、模型材料の木材を使うと簡単です。細かい刃の、小さい鋸を買うと、手で簡単に組み目が入れられます。
あと、美しい種はシャーレに入れていますが、シャーレも大きいのは高いし、場所をとるし、最善というわけにはいきません。私の種も、ガラス瓶や籠に入って、散らばっています。
虫のことですが、以前、頑固な木喰虫が籠についているのを、お風呂に数日沈めても、薬を染みこませても退治できず、思いついて、冬に外に一週間ほど放置して退治したことがありました。
でも、昨夜makinoさんのコメントを見て、「なにも大きな籠ではないのだから、冷凍庫に入れればいいんだ」と思いつき、テラスから撤収して冷凍しました。よかった、今朝は雪が降っています。