昨日はお天気もよく、近所の骨董市はにぎわっていました。
でも、そんな、骨董市にお誂え向きの日に限って、全然欲しいものがなかったりします。
何も買わず、帰ろうとしていて、木の実を見つけました。手にとってみると、
「それは、松かさだよ」
と、お弁当を食べていたおじさん。振ると、ことことと種の音がします。
「いくらかしら?」
「・・・300円」
お金を取り出したら、おじさん、
「えっ、買うの?」
と、なぜだかびっくりしていました。
生り口から見たところです。
形は、
サゴヤシの実にそっくりです。
でも、大きいんです。
中段、下段の右端が、私の持っているサゴの実らしきもの、中段の二つは不明、下段の白っぽい三つは、Tomokiさんにいただいた、ラタンの実です。
今回手に入れた、大きな実は、直径は8.5センチもありました。
5 件のコメント:
凄い!!
これ、サゴヤシの親戚のタイヘイヨウゾウゲヤシ(Metroxylon amicorum)の実ですよ。
名前の通り、中の部分は乾燥すれば、象牙の代わりに使えるほど、堅くなるそうです。ただ、一般的に言われているゾウゲヤシ(タグア)とは別物ですので、混同ならさぬよう。
それにしても、300円って安すぎますね。
僕もあったら、買ってます(笑)。
この鱗状の外皮をしたヤシの実の仲間では最大ではないでしょうか。
Tomokiさん
よかった。何者かわかって。野球のボールより、大きいです。
それにしても、「タイヘイヨウゾウゲヤシ」で検索しても、写真は見つけることができませんでした。
タグアの方は以前、日系ブラジル人の宮坂氏から聞いたことがありました。
「まつかさ」は、骨董屋のおじさん、もてあましていたみたいでした(笑)。
日本ではまだまだマイナーな存在なので、和名で検索しても、画像は出てきませんね。
学名で検索してみてください。たくさん出てきます。
すみません。
学名一字間違えていました。
Metroxylon amicarumで調べてみてください。
Tomokiさん
ありがとうございました。
ミクロネシアの植物のサイトで、写真を見ることができました。説明には、実は直径4-6インチとありました。すごい!あれで、小さい方だったのですね。
柔らかいうちに、中の白いところは豚やえびに食べさせるとか、椰子は本当に役立つ植物ですね。
コメントを投稿