2014年9月4日木曜日

栗の渋皮

鍼灸師のKさんから、栗の渋皮をつけたまま、油であげたものがとても美味だったと聞きました。
そうだろうなぁ。
ゴボウは、普通水にさらしてアクを取りますが、十年くらい前に、アクに栄養があると聞いて、色は少々悪いけれど、アク取りしていません。ニガウリは、普通種は取り除きますが、インドでSさんが種ごと切ってカレーにしているのを知ってから、若いものなら種ごと食べています。
栗の渋皮も試してみる価値がありそうです。

残念ながら揚げものの予定はなくて、栗ご飯の予定がありました。


初めてだから、あまり冒険できません。
揚げものなら、問題なさそうですが、蒸すのに渋皮を全部残すには不安が残ります。
結局、二割ほど残してみました。


もち米は、手持ちものはタイ米(カオニヤオ)だけ、栗を入れなくても日本のもち米よりおいしいのに、栗を入れたら鬼に金棒です。
洗って二時間ほど水に浸しておいたもち米は水を切って塩少々を混ぜ、タイの蒸し器に入れました。


その上に、適当に切った栗を乗せました。


蒸すこと約20分。籠の耳を持って、中身を放りあげるようにすると、お米の上下がひっくり返ります。
タイ米ですから、20分でひっくり返したときには、もう蒸しあがっていました。


渋皮は、まったく気になりませんでした。
次の日、冷めたままで食べて見たら、ちょっと渋みを感じましたが、気になるほどではありませんでした。

次は、渋皮つきでやってみたいと思います。
全部取らなくてもおいしくいただけるか、楽しみ、楽しみ。








4 件のコメント:

kuskus さんのコメント...

栗ご飯、おいしそう!
たしかに今年は栗が小粒ですね。
ごついイガと渋皮で頑丈に身を守っているのに、
『渋皮もへいちゃら!』なんていうひとが現われると、
栗もあわてちゃいますね(笑)。

さんのコメント...

kuskusさん
そうか、渋皮って食べるのを躊躇させるためのものなんですね。栗なんて弱いものです(笑)。今年はまだ実が小さいうちに涼しくなって、栗も慌てたのでしょうね。我が家には栗の木が四本あったのですが、昨年一本枯れて、今年もう一本枯れそう。今生っているのもやけに豊作だから、来年くらい危ないかもしれません。栗って、いずれにしてもはかないのです(笑)。

sekine さんのコメント...

美味しそー!
渋皮煮は大好きなのに、それ以外で渋皮を食べるのはやはり躊躇していました。私も今年の栗ご飯は渋皮つきに挑戦してみます!

さんのコメント...

sekineさん
昨日は一日がかりで渋皮煮に初挑戦しました。渋皮を剥くのは思ったより簡単でした。でも、何度も茹でこぼして、煮直して、一日がかりでした。
私もまだ全渋皮つきの栗ご飯は試してないけれど、食べられなかったりして(笑)。ちょっとだったら、かえってアクセントになって、美味でしたよ♪